【デッキ紹介】Cynet Storm
閲覧ありがとうございます!
みのるんと申します。
早速ですが、来たる10/8(日)は、私の友人であるふぐぽ(@fgcyc_POE)が主催する、EXPAオフがあります。
オフ会にほぼ参加する事のない私ですが、EXPAオフだけは参加する!と決めていました。
それなのに…まさかの予定が被ってしまい、参加することが出来なくなってしまいました🦐
ということで今回は、オフ会後に公開したいと思っていた、私のデッキを紹介させて下さい。
よろしくお願いします🫰
● 今回のエースカード
まず初めに、今回紹介するデッキレシピがこちら
『コード・トーカー』と『@イグニスター』テーマを掛け合わせたようなデッキですが、「ワンチャン!?」や「破壊輪」などサイバース族デッキにあまり入れないようなカードが入っていますね。
そう、今回活躍させたいカードがこちら…!
2017年12月発売の『ストラクチャーデッキ-パワーコード・リンク-』で登場したフィールド魔法で、アニメ『遊☆戯☆王VRAINS』でPlaymakerが使用するスキル『Storm Access』を再現した、激エモカードです。
そんな「サイバネット・ストーム」は以下の効果を持っています。
なんと言っても注目すべきは③の効果で、EXデッキをサイバース族リンクモンスターのみにすることで、確実にリンクモンスターを特殊召喚できる強力な効果を持ちます。
この効果を発動するには「2000以上の戦闘・効果ダメージ」を受ける必要があるのですが、ここはデッキビルダーの腕の見せ所。2000以上のダメージを受けたいなら、自分で2000以上のダメージを受ければ良いのです。
このデッキの目指すところとして、以下の2つが挙がります。
1、「サイバネット・ストーム」へのアクセス手段
2、2000以上のダメージを受ける手段
1、「サイバネット・ストーム」へのアクセス手段
「サイバネット・ストーム」を手札に加えるカードとして、このカードを採用しています。
「マイクロ・コーダー」は、手札から「コード・トーカー」のリンク素材になりつつ、「サイバネット」魔法・罠カードを手札に加えられるため、このデッキの最重要カードです。
また、サイバース族・レベル1というステータスを活かし、「サイバネット・マイニング」「ワンチャン!?」でサーチ出来るため、実質9枚体制です。
2、2000以上のダメージを受ける手段
「サイバネット・ストーム」を起動させるのに必要な2000以上のダメージは、以下のカードで補います。
LP8000に対して自傷カードが過剰過ぎる…
この4枚はそれぞれ使い分けをしており、「めぐり-Ai-」と「ワンチャン!?」は、自分ターンにモンスターを展開しながら、リンクモンスターを展開する手段、「破壊輪」と「運命の分かれ道」は、相手ターンに妨害しつつ、リンクモンスターを展開する手段です。
特に、「破壊輪」と「運命の分かれ道」は罠カードのため「トラップトリック」でデッキからセットでき、実質7枚体制になっています。
ここまでの動きをまとめると、以下の図になります。️📝
「サイバネット・ストーム」を活用したデッキを調べてみると、LPを回復するカードを多く積んだり、「壊獣」モンスターを入れたりすることで、積極的に「サイバネット・ストーム」の発動を狙うデッキが多く見られるのですが、「マイクロ・コーダー」や「めぐり-Ai-」を使う以上、『サイバース族』に特化させて、展開ついでに 「サイバネット・ストーム」の発動を狙う方向性が合理的かなとこのような構築になりました。
● デッキレシピ
ここで、2度目のデッキレシピ公開です。
このデッキもかれこれ4年近く使い続けており、強力なサイバース族リンクモンスターが登場する度にデッキが強化されるのが面白いポイントだと思います。
最近だと「ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト」がパッと出てきて良い性能じゃ無くて笑いました。
さて余談ですが、私がデッキを組む際に心がけているのは、コンボの再現性の高さです。
このデッキは特にその部分が顕著に現れていると考えていて、例えば「めぐり-Ai-」は、『@イグニスター』テーマに属しており、「アチチ@イグニスター」と「ピカリ@イグニスター」で相互サーチができ、それらは「サイバネット・マイニング」でサーチ出来るため、実質12枚体制になります。
引いた手札次第で戦術を変えていくのも醍醐味ですが、コンボデッキを組む以上、コンボを達成して勝つか負けるかしたいものですね。
確率論とかはよく分かんないですが、こんだけ用意すれば引けるやろ!の精神👊
● 展開例
では、ここで展開例を…
少し上振れですが、初手に「ピカリ@イグニスター」と「ワンチャン!?」があると想定した動きを紹介させて下さい。
1、「ピカリ@イグニスター」を召喚し、「めぐり-Ai-」を手札に加える。
2、「めぐり-Ai-」を発動し、「アチチ@イグニスター」を手札に加える。
3、「ピカリ@イグニスター」で「ダークインファント@イグニスター」をL召喚し、「イグニスターAiランド」を手札に加える。
4、「イグニスターAiランド」を発動。手札から「アチチ@イグニスター」を特殊召喚し、「ドシン@イグニスター」を手札に加える。
5、「ドシン@イグニスター」の効果で手札から特殊召喚。
6、「ワンチャン!?」を発動し、「マイクロ・コーダー」を手札に加える。
7、「ダークインファント@イグニスター」と「アチチ@イグニスター」で「スプラッシュ・メイジ」をL召喚。
8、「スプラッシュ・メイジ」と手札の「マイクロ・コーダー」で「トランスコード・トーカー」をL召喚し、「サイバネット・ストーム」を手札に加える。
9、「トランスコード・トーカー」の効果で、墓地から「スプラッシュ・メイジ」を特殊召喚。
10、「スプラッシュ・メイジ」の効果で、墓地から「アチチ@イグニスター」を守備表示で特殊召喚。
11、「スプラッシュ・メイジ」と「アチチ@イグニスター」で「プロテクトコード・トーカー」をL召喚。
12、「プロテクトコード・トーカー」と「ドシン@イグニスター」で「ファイアウォール・ドラゴン」をL召喚。
13、墓地の「プロテクトコード・トーカー」の効果で、「ダークインファント@イグニスター」と「スプラッシュ・メイジ」を除外し、墓地から特殊召喚。
これで準備が整いました。
14、「サイバネット・ストーム」を発動。
エンドフェイズになり、「めぐり-Ai-」と「ワンチャン!?」の効果が発動!
ここまでが展開例になります。
「めぐり-Ai-」と「ワンチャン!?」にアクセスすれば、「サイバネット・ストーム」を発動しながら、2回効果を発動出来るので、かなり強力な盤面になります。この盤面は「サンダー・ボルト」で崩壊します。
この展開の中で、EXデッキから5体のモンスターを特殊召喚出来るので、必然的に「サイバネット・ストーム」からアクセス出来るリンクモンスターはかなり強力です。
● 採用カードについて
まずは、EXデッキの採用モンスターについて。
上記の展開の中でEXデッキに残っているモンスターを紹介します。
某デュエル動画で、「サイバネット・ストーム」の演出に『デレマス』の演出を使った方がいましたね。
あれ、俺が思いついたことにならんかなぁ…
本当に「サイバネット・ストーム」から出て来て良いモンスターでは無い。
バトルフェイズ中に出てくると、相手のモンスター効果を封殺しつつ、攻撃力5500の2回攻撃をする化け物。
正規召喚ではないので、①③の効果は適用されないが、②の「オネスト」効果だけでも十分強力。
自爆特攻して「サイバネット・ストーム」を発動する機会も多いため、こいつが出ると脳汁溢れる。
待望のリンク6モンスター。デッキ相性的に①の効果は使えないけど、②の蘇生効果だけでも十分強いんじゃないかなと言うところ。
ここからは別に悪くないけど、君かぁ…なカード達を紹介。特に、「アクセスコード・トーカー」は正規でL召喚したいモンスターなので、ここで出るか…って思ってしまう。
「コード・トーカー」は、初動を止められた時に適当な「サイバース族」と「マイクロ・コーダー」でリンク召喚出来て「サイバネット・ストーム」を持ってこれるカードだから採用している。
「サイバネット・ストーム」から出て来て良いモンスターでは無い。
続いて、メインデッキのカードの紹介です!
1、サイバース族のモンスター達
これらのモンスターは、「サイバネット・マイニング」で持ってきたり、「ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト」がデッキから墓地へ送る効果を持つため、墓地に送るという点で相性が良い「コード・ジェネレーター」などを採用しています。
2、儚無みずき
「サイバネット・ストーム」はその性質上、いかにLPを回復するかが発動回数を増やす鍵になります。
現代遊戯王において、特殊召喚はほぼ確実に行うもの。「儚無みずき」は回復に上限の無いカードなので、20000近いLPを回復する事ができ、他のLPを回復するカードより優先して採用しています。
このカードがあるのと無いのとでは、デュエルの進行に大きく関わるので、全力で引きに行きます。
3、「運命の分かれ道」
2000ライフポイント回復したい、けど、2000ダメージも受けたい…そんな願いを叶えてくれた1枚。どちらが出ても「サイバネット・ストーム」の効果1回分が確約され、残りLP2000以下の時での相手からの攻撃で、LPを回復出来れば、脳汁が溢れること間違いなしです。
ただ、決まってLPを回復したい時にダメージを受けたり、ダメージを受けたい時にLPを回復したりするので、いわゆるネタ枠です。
● あとがき
以上がデッキ紹介になります。
今回は、展開例用の画像を作成するなど視覚的な情報を多くし、読みやすくなるよう心がけましたが、如何だったでしょうか?
4年も擦っているデッキなので、魅力が伝われば幸いです。
ここで、あとがきとしまして…
私は手持ちのデッキが基本3~4デッキ程度で推移しており、気に入ったデッキは長く愛用しています。
…と、ここで気付く方は居ないと思いますが、今回で私が紹介したデッキは3つ目になり、そのどれも3~5年近く使っているデッキになります。
手持ちのデッキが3~4デッキで、そのうち3デッキは3~5年近く愛用…?
実に10期中盤~11期序盤あたりから、全然デッキが増えていないということです…!
↑まだ読んでない方がいたら、是非読んでね。
新しいデッキを組んではいるんですが、なかなかしっくり来なくてすぐに崩してしまうんです。
また、9期まで愛用していたデッキは、かのリンクショックにより崩壊しました。
ありがとう、新マスタールール…
本題ですが、ここで私が言いたいことは、長く使い続けられるデッキには理由があり、私の中ではそれが『将来的に拡張性があるデッキ』なんですよね。
例えば、本デッキでは『サイバース族リンクモンスター』が全てこのデッキの強化になり得ます。
こんな感じで、コンセプトを守りながらアップデートしていけるデッキが好きなんだなと記事を書いてて思いました。
以上、あとがきでした🙌
最後に、このデッキの変革をタラタラと書いていくので、時間が許す方は最後までお付き合い下さいませ~
1、2019年8月
「ドラコネット」スタートで「G・コザッキー」にアクセスし、2500ダメージを受けるデッキ…
今考えると「ドラコネット」でここまで展開出来るのヤバい時代だった。
案の定、「星杯の神子イヴ」「守護竜エルピィ」が禁止になり崩壊。
2、2020年10月
「転生炎獣パイロ・フェニックス」に目をつけ、「アチチ@イグニスター」等、炎属性のサイバース族を入れるようになった。
「フォーマット・スキッパー」の効果で「転生炎獣パイロ・フェニックス」の名称をコピーし、擬似転生リンク召喚するのが好きだった。
3、2021年10月
「めぐり-Ai-」が登場して、ダメージを受ける手段が格段に増えた。
「転生炎獣パイロ・フェニックス」の択を捨てきれず、凄い模索してた時代だった気がする。
4、2023年2月
「転生炎獣パイロ・フェニックス」の霊圧が…消えた…?
現在のデッキレシピとほぼ同じ構築ですね。
「ピカリ@イグニスター」=「めぐり-Ai-」に気付いてから、デッキの安定感が段違いに上がりました。
4年の歴史を感じますね。
ではまた👋