なぜ私が阿寒の森間伐材アート展に力をいれるのか

前回は阿寒の森の間伐材の取り組みのストーリーを紹介しました。私の拙い文章でどこまでお伝えできていたか心許ないところではありますが、そこは読み手の皆さんの想像力に力を借りたいと思います。

そしてそのストーリーこそが私とっての阿寒の森間伐材アート展をやるメリットです。
ここからはブラック岡田(通称:B岡)な部分なのですが、このストーリーは企業的にも自治体的にもとても美しいわけです。つまり、協力しやすいということです。

阿寒の森間伐材アート展を開催するに当たり、まず協力の手を挙げてくれたのが地元観光協会でした。こちらは前田一歩園財団から木を譲っていただく際にも尽力していただきました(このお話しもいつか文章にしますね)。アート展(イベント)をやるためにはどうしたって資金が必要になります。これを非常に協力的に支援していただきました。そして次に手を挙げてくれたのが釧路市(観光課)です。資金のない私たちに、人が集まりやすく、かつ十分な広さのある会場を提供していただきました。(初年度は広すぎて持て余しましたが(^-^;)
3年目からは地元商店街からも支援をいただき、今年は地元のホテルや信金からも協賛をいただける形になりました。
広告という点でも地元の新聞各社に記事にしていただき、NHKにも取材に来ていただきました。

こんなことは私個人の力では絶対に起こりません。まだ何者でもない田舎の木彫り作家の展示会にお金を出してくれる企業(団体)はいないし、取材に来てくれる報道機関もありません。当然です。でも、私たちは作品を見てもらわないと作品は買ってもらえないし、有名になっていくことも出来ません。私の目標は巨匠になることです。私は巨匠になるためには作品のクオリティーだけではダメだと思っています(クオリティーは絶対必要!クオリティーが高いことが最低条件!)。その作品をどうやって多くの人に見てもらうか。ここと真剣に向き合わないとダメだと思っています。そして、今の私にその場を与えてくれるのが阿寒の森の間伐材アート展であり、そのストーリーなのです。

私はお金を動かせることはとても重要なことだと思いますし、人を動かせることはとても貴重なことだと思っています。阿寒の森間伐材アート展にはその力があります。私はその力に最大限あやかります。その代わりに、協力してくれた人たちに「協力して良かった」と思ってもらえる最高の展示会を作ります!

「阿寒の森間伐材アート展」
 期間:2023年12月6日~10日
 会場:釧路市生涯学習センターまなぼっと1F市民展示ホール

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