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大作を作れる喜び

インスタにも載せたこの作品は2020年の阿寒の森間伐材アート展に出展した作品を見たお客様からオーダーをいただき彫ったものです。長さが85㎝あるので、まあまあ大きいサイズの作品です。土台となる部分(キハダの木)に深彫りとウロコ彫りでアイヌ文様をほどこし、シナの木で切り抜いた別の雰囲気のアイヌ文様を貼った作品です。この作風は、2種類の雰囲気の違うアイヌ文様の調和と木の種類で色を分けるということにチャレンジした作品でした。

2019年より阿寒の森間伐材アート展(この活動は私にとって重要な活動なので、別の投稿で詳細をお伝えしますね)を始めたことで、いままでより大きな作品にチャレンジするようになりました。その事は私にとっては大きな一歩で、新しい世界を発見すると共に自信と喜びを与えてくれました。これを機に大作への欲求は高まる訳ですが、大作を彫れる機会ってアート展くらいしかないんです(なかなか買ってもらえるものでもないので…)。だからまあ1年に1回程度。しかし、注文が入れば話は別。

この作品は阿寒の森間伐材アート展でもそれなりによい評価をいただいていたので自信がなかったわけではないのですが、やはり注文をいただけると自信に繋がります。同時に修正したかった箇所などを試せる機会をいただける。また、楽しい大作制作の機会をいただける。本当に有難いです。
というわけで、全力で作らせていただきました!

インスタをご覧いただいた上で、こんなものを作って欲しいというものがありましたら是非ご相談ください。

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