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松本ファンの僕が松本さんの短所とウソを語る話

友達いうんやったら相手の嫌なところ10個言えるようになれ
これは松本人志主演ドラマ、伝説の教師よりのセリフ
いつも松本人志の良いところを話してきた僕が今日は珍しく松本人志のダメなところを語る

やたら空気の乾燥を気にし老いも激しくなった松本人志
そんな松本さんにも弱点がある
まず松本人志は真面目なことを話すと一切笑いという字は出てこない
ガキの使いの100のことで松本さんが出題者になった際
この企画の見どころはテレビでよく見る有名人の新しい一面や意外な回答を知ることができるところでもあるが
数々の質問に笑いなしで答えていき
相方の浜田さんは思わず
この人、笑い以外の事答えさせたらなんもおもろないな
と述べてしまったほどだ
それともう一つは食リポだ
10年ほど前にガキの使いで開催した「ナイスなグルメリポーターはおれだ選手権」という企画内で松本さんは神保町のボンディという店でカレーを食した
カレーの味を伝えられないだけでなく
慣れない初対面の相手との会話もぎこちなく
メンバーの中で最低点を叩き出した
それからしばらくして松本さんは松本家の休日というローカル番組に出演するようになった
僕が不安だったのはあれだけ食リポが下手くそな松本さんに、ローカルの旅番組が務まるんであろうか?と
そして次に演技である
主演ドラマもあり、映画監督をする松本さんが演技下手とは信じられないかもしれないが
僕から見て松本さんはかなりの演技下手である
伝説の教師や自身の映画作品に出演する松本さんは、基本的にほぼ松本人志なのである
役者というのはさまざまな一面をもった人物を演じるのが仕事だが
松本さんがドラマでやるのは怒る松本、笑う松本、めんどくさがる松本人志でしかない
そして近年では松本さんは演技をしている途中で笑わし出してしまう始末
ガキの使いメンバーで大根といえば遠藤さんと思う方も多いが僕としては松本さんの方がその倍演技下手である
そしてその延長でもあるが
松本さんはあざとくなるのが下手である
芸能人は誰であれどこかにあざとさがあるが
松本さんは計算に基づいて自分を良く見せるのが下手である
その気持ちはあるのだろうが演技下手があってなのか
あざとさがうまい人は、わざとやっているのを隠すのがうまい、またはそのバレバレ感をうまくカバーする(田中直樹…いやみなみさんとかっ!)
しかし松本さんは自分でやろうもんなら途中で爆笑し出してしまいワザトらしさがしとどに溢れてしまう
松本人志の弱点はそこにある
つまり総じていえば松本人志という男はウソをつくのが本当に下手なのだ…
ドッキリの仕掛け人中も爆笑、心理戦でも爆笑
隠し事をする時も爆笑

でもだからこそその言葉の一つ一つの真実性がわかりやすい
松本家の食リポの際も
頭の良すぎるレポーターは多くの言葉を語ってしまうが
松本さんは唸ったような顔で口を押さえて手を叩き
「これやっ!」
あの口下手な松本さんがこれだけ褒める
それほど美味しいものなんだろうなと思うし
(しかし食感とか味の説明とかはやっぱり言葉がないとわからないのでみんなこれだと困るよ!)
キャラクターと役者の人物像が合ってる方がセリフも入ってきやすい
そして松本人志は笑いの王でありながら
ただのおちゃらけでなく
とても真面目で笑いというものに賢い視点で向き合っている
つまりバカ真面目、天才バカなのだ
そして松本人志の下手なウソは、ダウンタウンの笑いのフォーマットにもなりうる
僕は初期のガキの使いの企画の中で
松本さんがトーク中に「俺は〇〇ができる」「あれ生み出したの実はおれやねん」「最近こういうことがあった」と嘘のトークをする
浜田さんや出演者が「それはほんまか?」と疑い後日検証を行う
松本の言ってたことが嘘とわかり、または思ってたのと違い文句を言う周り
そして松本さんは逆ギレしたり、制裁を喰らう
このフォーマットが大好きでこの流れはのちに「対決&罰ゲーム」の原点になり、そこから「笑ってはいけない」「鬼ごっこ」「早朝罰ゲーム」などが生まれた
松本さんはその真面目さや照れ屋な所をいじられる事で結局、コメディアンとして才能を開花させてしまうから凄い
あれっ!結局松本人志を褒めるnoteになってもうたっ!!!


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