見出し画像

車椅子ユーザー×チームラボ豊洲

夏が始まろうとしていた時、人生初めてのチームラボに行ってきた。
車椅子ユーザーとしてチームラボを体験してみた感想等も折り込みながら思い出の紹介を出来たらなと思う。

まず、チームラボでは障がい者手帳が仕様出来るのでチケットが少し安くなる。
あとは現地まで乗っていた車椅子を預ける事も可能。でもタイヤにカバーを付ければ自分の車椅子でも回る事が出来るらしい。ただし、注意点があり電動車椅子だと水のエリアがあるので自分の車椅子では体験する事が難しい事と、車椅子では体験出来ないエリアが2つある。最初の体験アートがスヌーズレンのような薄暗い空間に壁も床もビーズクッションのエリアがある。あとは水が流れている所を歩くエリアは少し傾斜もあり手すりもないので介助者がいない方や歩行が難しい方や自力歩行に自信がない方は迂回ルートがあるので他のエリアからの体験になる。
他にも私の場合は貸し出し用の車椅子だったのでエリア毎に車椅子の移乗が多いイメージを持った。光を体験するエリアや膝丈くらいまでの水の中を上から映し出された映像アートの体験、外に出て立体アートを見る等エリアで車椅子を分けているので介助者がいないと私にはかなり大変だと思った。

でもパートナーが介助者として移乗を手伝ってくれたり車椅子不可能エリア(ビーズクッションエリアと水のエリア)も支えてくれたりと楽しむ事が出来た。他にもスタッフの方同士でケアが必要な私には肩から札をかけていたのでどこにいるかの確認や連携を取って下さっていたのが安心材料にもなってとてもありがたかった。

五感でアートを楽しむのは初めての経験で大好きなパートナーとパートナーの親戚の方と楽しい特別な時間を過ごせて良かったと思う。
私の特性上感覚刺激が強いと疲労しやすかったり、光刺激で発作を起こしてしまう事もある。今回チームラボでもきれいなお花の映像を見ていたと思ったら発作を起こしてしまい、パートナーがすぐに気付いてくれ休憩室(医務室?)に連れて行ってくれた。涼しい部屋で頓服薬を使用してからは少しずつ回復してまた続きの体験エリアを楽しむ事が出来た。

周りの人達に支えてもらいながら私はチームラボを楽しむ事が出来た。
なかなか車椅子ユーザーの方や配慮が必要な方の情報が少ないと思ったので私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです♪
1番はスタッフの方に事前に相談する事が大事だと思うが工夫や配慮してもらえる事から施設設備上難しい事もあると思うので不安や心配な事があれば問い合わせてみると良いかもしれません。

全ての事に感謝の気持ちを…🍀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?