手段が目的化しているって言いたい

ビシッと上手いタイミングで言いたい。最近はあんまり聞かなくなったけど5年か10年くらい前はあちらこちらで言われていた。手段が目的化している!とビシッと言うことにみんなが憧れていた。「なんで英語話せるようになりたいの?」なんて聞かれた日には要注意だ。この質問は手段が目的化している!と言うための撒き餌だ。「英語話せたらかっこいいじゃん」と答えたら最後「英語って気持ちを伝えるためのツールだよね?何を伝えたいかが大事なんじゃないかな?英語を話すことが目的になっちゃったら手段が目的化しているんだ!」ぎゃー!うるせー!英語話せたらかっこいいことには変わりねーだろボケー!!ていうかその質問何答えても「手段が目的化してる」って言うつもりだったろー!!!なんてことは言えない。手段が目的化していると言われたら負けなんだ。当時はあちこちで餌がばら撒かれ、誰もがタイミングを見計らっていた。

そんないわば手段目的化戦国時代最盛期においてもはや対象はなんでもありだった。「なんで飲み会やるの?コミュニケーション取るのが目的なんだよね?飲む必要はなくない?何でもかんでも飲み会開くのは手段が目的化している!」とかでもよかった。飲みたいから飲んでんだけど???と思ったところで言ったもん勝ち言われたもん負けだ。内容は関係ない。言ってる本人も言いたいから言ってるだけで特に意味なんて考えてないから。目的化している!と言うのが目的化していた。そんな時代があった。


タイトルの話がすぐ終わってしまったのでおまけで関係ない話をしよう。

小さい頃からトレーディングカードゲームのトレーディングってところになんかひっかかってた。集めたり戦ったりするのが目的なんだからコレクティングカードゲームかバトルカードゲームにするべきなんじゃないかと思ってた。カードを交換するのはコンプリートしたりデッキを強くするための手段の1つでしかないからね。だからトレーディングカードゲームって名前は、、、あ!

手段が目的化している!

言えた!



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