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不眠症と「生きる意味」のはざまで

不眠症が絶賛継続中です!
もう6年以上のお付き合い。

一睡もできない完全徹夜は減ったけど、2~3時間で覚醒してしまい、その後は布団の中で悶々として朝を迎える。
熟睡してないので、前日の疲れが全然取れない。
一晩横たわって疲れ切った(普通は逆ですね)身体を起こすことは大変な作業。

なんとか起き上がって、朝食を作って食べる。
身体は倦怠感でいっぱいだけど、味覚は衰えておらず、美味しく感じられる。
生きるつもりなら食べないと!

昼間は気力で外出する。
今はピラティススタジオに通うのが主な日課だ。
ピラティス(入門~初級レベル)は、それほどキツい動きもなくて丁度良い感じ。
ずっと家にいたら筋力も衰えてしまうし、本当に精神を病んでしまいそう。
生きるつもりなら外出しないと!

夕方には疲れ切っているけれど、なんとか夕食を作って食べる。
生きるつもりなら、気力を振り絞ってでも食べないと!

そして、お風呂に入る。
湯船の中でお湯に浸かる時間はとても好きだ。
1日のうちで、唯一ホッとできる瞬間だ。

そして、恐怖の夜がやってくる。
不眠症の人間は、就寝時間が近づくだけで緊張する(私だけかな?)。
おそらく今夜も眠れないであろう不安感、明朝は一層疲れ切っているであろう絶望感。

「眠れなければ、一晩でも二晩でも起きてれば必ず眠れる。人間の身体はそうできている。それなのに不眠症の人は『眠れない』と言い張る。私は臨床医ではないから、別にいいんだけどね(笑)。」
◯大医学部教授まで務められた高名な先生がYouTubeで語っていた。
例え医学の専門教育を受けた(しかも教授レベル)の方でも、自分が経験していないことは分からないんだなぁと、ショックを受けて悲しくなった。

不眠症の辛さ。
結構な地獄感を味わえます。
死にたくなる人の気持ちが痛いほど分かってしまいます。

うつ病が原因で不眠症になるパターンが多いようだけど、生まれつき超神経過敏で交感神経が極端に優位な体質の人は、簡単に不眠症になると思う。
医師の診察で「うつ的な気分はどうですか?」と毎回聞かれるが、毎回、「うつ的な気分はありません。不眠症で身体がキツくて元気が出ないだけです」と答えている。
医師としては「こいつ分かってないな」と思っているだろうけど、私も同じことを感じているんですよ。

ここまで苦しい思いをしてまで生きる意味あるの?
今はその問いに答えられずに、いろいろ模索しているところ。
面倒をみる親もおらず、養育する子供もいない。
愛犬だって、すでに虹の橋をわたっている。
私がいなくても誰も困らない。

問いに対する答えを見つけたくて、いろいろな楽器に手を出したり、ピラティスに真剣に取り組んだりしている。
そのうち経済的に苦しくなったとしても、不眠症が続けば生活費を稼げる仕事などできない。
生きているから生活費が必要なら、生きなければ生活費は不要だ。
生きたくもないのに、仕事をして生活費を稼げと言われても、全くナンセンスにしか感じられない。

何がなんでも生きたい!と思える自分になりたい。

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