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初挑戦!施設慰問演奏(カホン)

都内某所のグループホーム様にお邪魔して、昭和歌謡を中心とした慰問演奏に参加してきた。
今回は4人での演奏に参加させていただいた。
ボーカル、ギター&ボーカル、ギター&ハモリ、カホン(私)という構成。
「上手い下手ではなく、とにかく演奏する側が楽しみましょう!」というコンセプトのグループなので、慎重過ぎる私も参加に踏ん切れた。

私はカホンを買ったものの、YouTubeで「カホンの基本」を観ながら練習した程度で、とても「カホンを演奏できる」というレベルではない。
リズム感が良いわけでもなく、たまたまカホンを持っていただけ。

リズムが狂ってしまうと、全体の演奏に影響すると聞いてビビりまくったが、ボーカルさんがタンバリンを叩いてくれたので、恐らくギターのお二人もそちらを聴きながら演奏した模様。
遠慮しながら叩いたこともあり、後から音源を聴いたらカホンの音はほとんど聴こえず、正直言ってホッとした。

施設の入所者さん達は、手拍子をしてくれたり、中には歌を歌ってくれる方もいらっしゃった。
この方々はどのような人生を歩んでこられたのだろうか…。
お一人ごとに、人生の泣き笑いというドラマがあったのだろう。
そして今、ここにいらっしゃる。
人生の大先輩。
そんなことを思いながら、淡々とカホンを叩いた。

入所者さんの娯楽が限られているため、施設側としては、無料で演奏してくれるならとても助かるとのこと。
こんな私でよければ、どしどし慰問演奏に参加したい意欲はあるが、一度も習っていない楽器を人前で演奏していいのか?という疑問が拭えない。
聴いてくださる入所者の皆さんに失礼だと思ってしまう。

今後、カホンでも他の楽器でもいいので、きちんと演奏方法を習って、一人でもたくさん練習して、「曲の演奏」ができるレベルになったら、是非とも参加させてもらおうと思う。
フルートは5年も習っているので、普通の人ならとっくに人前演奏ができるレベルのはずだが、私の能力の限界値が低すぎて上達しないのが悔しい。

下手くそなりに参加体験をさせていただいて、「やっぱり音楽っていいな」と改めて思った。

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