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第4回女子野球東西対抗戦へ行ってきた。

栃木県宇都宮市の清原球場で25日と26日に行われる第4回女子野球東西対抗戦を25日の試合だけだが、観に行ってきた。


関西選抜は初回に4点を先制する。しかし、その裏に関東選抜も1点を返す。



2回から登板したのは千葉奈苗。女子硬式野球クラブチーム侍の投手だ。9月に野球の路に出演してもらった時も語っていたのだが、去年は病気で試合に出ることはできず。今年前半も苦しい場面が多かったが徐々に調子をあげ、ついには公式戦で完封をあげるまでに到った投手だ。

4点を奪われ、1点を返したとはいえ、いい流れに持ち込みたいところである。それも相手の打線は1巡して、1番から元女子プロ野球選手も含め、かなりの強打者揃いの関西選抜相手に千葉さん、初球にストライクが決まった。ここで波に乗れば…結果はセカンドゴロ、ライトファールフライ ショートゴロときっちりと3人で抑える。
これは本当にナイスピッチングだった。夏場からの好調を維持していたままだった。


なんと試合中にもかかわらず、なんと登板後の千葉さんへのインタビューも行われた。これには驚いたけど、現場で観ている限り、それだけの価値ある内容だった。
スタンドには中学生や高校生ぐらいの女子野球選手が多くいたのだが、千葉さんの投球はかなりの刺激になったのではないだろうか。


3回に投げたのは千葉さんと同じ侍の亀谷なる実。彼女はいつもどおり、打たせて取るピッチングであっという間に3人で抑える。亀谷さんらしいマウンドさばきだった。

関東選抜は4回はゴールドジムの玉城、5回はエイジェックの永田、6回は平成国際大の久保と無失点でつないで、反撃を待つ。
そして、6回裏、無死満塁のチャンスを作ると、一気に5点を取り、逆転に成功。


7回に清水、8回に日髙、9回に小野寺と読売ジャイアンツ女子チームの3人が無失点に抑えて、6-4で関東選抜が勝利した。


勝ち負け以上に野球を楽しんでかつ見本をみせるという意味ではいい試合だったのではないだろうか。そんなことを感じて帰ってきた。


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