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まちだ里山農の会はどういった組織なのか様々な観点からご紹介いたします。
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記事一覧

「まちだ里山農の会」沿革編 - 栗園 開拓開墾の記

この記事は、なぜ私たちが「まちだ里山農の会」を創設したのか? の続編である。 2012年4月に会員圃場に加えて、農地バンクで3圃場の借り入れが決定したが、耕作開始にあたり難関の圃場が一つあった。それは野津田の谷戸にある綾部原耕作放棄地である。  約2反あり、水田→栗林そして放棄されて10年以上が経過し、栗の老木が50本、ほぼ等間隔に植樹されており、雑木と葛や雑草に覆われた惨憺たる圃場であった。 まずは実地踏査するが何から手を付けて良いか呆然とあるく会員たち。 まるでお化け

東京・町田で農業を楽しむ

町田里山農の会とは?私達、農(みのり)の会は町田市 農業研修事業の卒業生を中心に集まり、2012年4月にスタートした営農集団です。以来、少しずつ農地を広げ、様々な品種の野菜や果樹栽培に挑戦しています。 毎年新しいメンバーが参加し、活動の輪を広げ、地域の皆様との積極的な交流など、農業を楽しんでいます。 🧑🏻‍🌾 30代〜80代の老若男女 約20名で活動中です 👩🏻‍🌾 6300平方メートルの土地で、50以上の種類の多品目野菜を栽培 果樹の他にもブドウを栽培して、ワイン

なぜ私たちが「まちだ里山農の会」を創設したのか? - 発起人編

お蔵入りのデータを引っ張り出しての長文となりますが、この節目の年に一度振り返るのも良しとしての投稿です。 投稿者の思い違いや記憶の欠如、***があり、完全に正確ではないかもしれません。それでは、振り返ってみます。 町田市の農業町田市は、高度経済成長期以降において東京のベッドタウンとして急激に都市化が進み、宅地開発により人口が急増し、大消費地として発展を遂げ、現在の人口は43万人を超える。 名前の通り、町→街/田→里山が見事に混在する近郊都市である。 町田市の農業の特徴として

なぜ私が「まちだ里山農の会」を選んだのか? - 寺岡編

こんにちは、まちだ里山農の会メンバーの寺岡です。 今回はなぜ農の会に入会し、それに留まらず個人ブランド「Good & Small Farm」を立ち上げ、商売を始めたのかをお話できればと思います。 町田で農業を始めたきっかけ 2020年2月、コロナが世間を騒がせ、趣味であるトレイルランニングのレースが中止になり土日にやることが無くなった頃。 妻がとある張り紙を見つけてきました。町田市の農業研修。 正直、農業の担い手になる予定は無かったんですが、暇だし、モノづくりは好きだし