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果樹園

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まちだ里山農の会は野菜畑と果樹園を持っています。いつの日か町田産ワインが提供できることを夢見て。
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10/27(日) 果樹園 柑橘類施肥

ぶどうの収穫もひと段落して、これからは柑橘類の時期がやってきます。 冬になる前に毎年10月は柑橘類の追肥を行なっています。 柑橘類は果樹の中では結構肥料をよく食う方なので、年に3回の施肥は欠かせません。 追肥ついでに今の様子を見てみます。 まずは、はるかという品種です。 日向夏の種から偶然産まれた品種とのこと。 お尻に丸い溝のようなものがつくのが特徴です。 上品な甘さで高級柑橘の一種になります。 次はお馴染み、温州みかんです。 既に色付きが始まっており、うちの柑橘類

9/29(日) 果樹園 圃場観察

(※果樹園の投稿が停滞しておりすみません m_ _m かなり時間がさかのぼってしまいますがご容赦ください) ヤマソービニョンの収穫が終わり、今期のぶどうの作業もかなり終盤になってきたので、来期のために現状把握のための圃場観察を行いました。 一番気になるのはぶどうの木の根元です。 というのも今年は時間が無くてガットサイドの塗布が出来なかったためです。 前から気になっていたものの、現実逃避でちゃんと見ていなかったのですが、鎌を片手に草をかき分けて全部の木の根元を調べてみました

9/21(土)果樹園 ヤマソービニョン収穫

(※果樹園の投稿が停滞しておりすみません m_ _m かなり時間がさかのぼってしまいますがご容赦ください) 先週、多くのブドウがスズメバチの被害にあっていることが発覚し、圃場へスズメバチを呼び寄せてしまうほど、ブドウがおいしくなっていることが分かったため、収穫してしまうことに決めました。 収穫するのはこちら。ヤマソービニョンという品種です。 ヤマソービニョンは日本古来の山葡萄とカベルネソーヴィニヨンという有名なワイン用ブドウとを交配させた品種で山梨大学で開発されたブドウ

9/15(日) 果樹園 ぶどうの様子が…

(※果樹園の投稿が停滞しておりすみません m_ _m  かなり時間がさかのぼってしまいますがご容赦ください) まだまだ35℃付近の暑い日が続いており、雑草も伸び放題のため、果樹の世話の合間に草刈りも行っています。 もう何年もこの畑で草刈りをしており、特に夏場は毎週のように行うため、かなり地形も頭に入っているものの、草が伸びてくるとなかなか地際が見えず草刈り機の刃を何かに当ててしまうことがあります。 この日はブロックに刃を当ててしまいました。 作業後に刃を見てみると・・・

9/8(日) 果樹園 みかんもお手入れ

(※果樹園の投稿が停滞しておりすみませんm_ _m  かなり時間がさかのぼってしまいますがご容赦ください) ぶどうの収穫も始まりましたが、果樹園ではぶどう以外もいろいろと育てています。 その中でも一番多いのが柑橘類です。 しばらくぶどうにかかりっきりになっているうちに、各種かんきつもすくすく育ってきています。 特に柑橘類は実が大きいため、実が成長してくると、枝が重みでたれ下がってきます。 場所によってはこのように地面に実が着いてしまっているところがあります。 そもそも実

8/25 果樹園 ぶどう収穫開始

残暑厳しい日が続きますが、この時期最も頭を悩ませる台風が接近しており来週には町田にやってきます。 せっかくここまで育ててきたぶどうに被害が出るのは残念過ぎるため、実の状態を見たうえで収穫するかどうかを判断します。 デラウエアを見てみると・・・ 色づきは十分そう。というか一部はすでに熟しすぎて縮んできている実まである状態です。 デラウエアは収穫してしまうことを決めました。 一緒に育てている他の品種も確認します。 ソービニヨンブランの様子を見てみると・・・ ソーヴィニョン

8/17 果樹園 恐竜のたまご発見?

お盆明け、約2週間ぶりに畑に行ってみると、木のふもとに不思議なものが…。 形といい、色合いといい、一見恐竜のたまごのような佇まいですが、これもれっきとした果樹、ポポーの実です。 木になっているうちはまだ固いのですが、ほんの数日のうちに一気に熟してしまうので収穫時期の見極めがものすごく難しく、なかなか市場には出回らない果物です。 あるところでは「幻の果実」とよばれています。 なので、いつも木の周辺に厚めに枯草を敷き詰めておいて、落ちたものを拾う形で収穫しています。 この2

8/4 果樹園 ぶどう二番花

35℃を超える日も珍しくなく、長時間作業をすると熱中症が避けられない状況になってきました。 ぶどうの色付きは進んできていますが、しっかりと色付きするためには昼夜の寒暖差が必要です。 こんなに日中の気温が高すぎると、夜温も下がらず、充分な成熟が進まない事が心配になります。 なので、現状の糖度を確認してみました。 こちらはデラウェア。早生品種なので8月中には収穫が出来る品種です。 色はまだまだです。一粒取って果汁を絞り、糖度を測ってみます。 13度でした。デラウェアは甘い生食

7/28(日) 果樹園 ぶどう傘かけ 防除4回目

梅雨後、地獄のような暑さに襲われています。 ぶどうの実にも日光が厳しく当たっており、急激な日焼けのせいか、萎れて干し葡萄のようにミイラ化してしまう実も結構見受けられます。 また夕立がゲリラ豪雨化しており、ぶどうへのストレスはかなり大きいことが予想されます。 そのため、袋掛けしていない小粒の品種には傘かけで保護しようと思います。 ぶどう用の傘紙はこちら。 片面が蝋引きされており水に濡れても大丈夫なように処理されています。切り込みが入っておりこれをぶどうの軸にかけます。 その

7/21(日) 果樹園 電柵設置

ぶどうの実が充実してきてくれて嬉しい半面、気になるのは獣の被害です。 今年は野菜圃場に鳥獣による被害が多発しており、果樹園もやられる可能性大です。 2年前は一夜にして全てのぶどうが消え去ったという苦い思い出もあります…。 なのでそんな時にはこちら。 田舎から取り寄せた電柵セットが頼もしい働きをしてくれます。 果樹園にはたくさんの動物がやってきますが、一番厄介なのが、ハクビシンです。 ハクビシンは木登りが非常にうまく、高いところの果実でも登って食べてしまいます。 電柵で囲って

7/15(月) 果樹園 袋がけ

三連休なのに家庭の事情や梅雨空のせいでなかなか畑に行くことが出来ず、雨が少し残る中でしたが、やもなく最終日に畑に行きました。 というのも、先週ぶどうは防除したので、薬効が切れる前に早く袋がけをしないと行けなかったからです。 実自体も大きくなってきており、そのうち甘い香りがし出すとすぐに獣にやられてしまいます。 袋掛けすると獣も実がある程度分からなくなるらしく、被害が抑えられます。早めの対策が求められます。 でも、その前に、ぶどう以外の果樹の世話も遅れ気味です…。ブルーベリー

7/6(土) 果樹園 防除3回目

急激に暑くなり、でも雨も割と多いため、圃場は非常に蒸し暑く、ブドウには厳しい環境になっています。 このように綺麗育ってくれている実もありますが… じつは品種によってはほとんどの房に病気が出ています。こんな感じで実の色が黒く変わっています。 これはべと病です。 房ごと除去すべきかも知れないのですが、ここまで大きくなった房を捨てる覚悟が出来ず、罹患した実を一つずつ取り除きます。 生食用のぶどうは本来は「房づくり」と言って一つの房の実を1/3くらいまで間引きますが、非常に大変な

6/22(土) 果樹園 スモモ出来ました

果樹園ではいろいろな果樹を育てていますが、個人的に好きなものはスモモです。 スモモなんてただ酸っぱいだけでそんな大した果物じゃないだろうという先入観から、食べたことなかったのですが、この果樹園に元からあったスモモを初めて食べた時、スモモへの見方がガラッと変わりました。 完熟のスモモはものすごく甘くてモモと変わりません。 子供達も一度食べてからというもの、毎年「スモモはまだか?」とせがまれるようになりました。 ただスモモは樹上で完熟させないと甘みがイマイチです。なので、なるべ

6/16(日)果樹園 防除2回目

畑に行くたびに、ぶどうの花だったものが、ぶどうの実へと変わってきているのが分かります。 こちらはヤマソービニョンの房です。 軸が赤く、緑の実に胡椒を振ったような黒い点があるのが特徴です こちらはシャルドネ。毎年病気に悩まされるのですが今年は割と健康的に育ってくれています。 と思ったのも束の間、マスカットベリーAの房をチェックしてたら… 実の周りに白い粉が…。べと病です。 これまで葉っぱに症状が出ることはあっても実に出ることはありませんでした。ちょっとびっくりしました。