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はじめに

宮崎県都城市祝吉で療育活動をしていますデイジーです。

今回は環境設定のユニット分けについてです。
「デイジーがどういったユニット分けになっているのか」や「そもそも何でユニット分けをしてるのか」について簡単にお話しします。

どうぞよろしくお願いします。


クラス分け

デイジーは大きく分けると3つのユニットに分かれています。

①低学年のユニット(1年生~4年生)
②高学年のユニット(5年生以上)
③全学年共有のユニット

オレンジの扉は低学年のユニット


青い扉は高学年のユニット


ユニットの分け方については非常に悩みました。

・学年で分ける設定
・ファンクション(理解や認知の度合)で分ける設定
・混合にする
など色々な設定の仕方があるかと思います。

そしてどの設定にも一長一短あり「これがベスト」と決められるわけでもありません。
スタッフで話し合い最終的に「学年で分ける」ことに決まりました。


学年別のエリアと共有エリアのメリット・デメリット

今の新しいデイジーになる前は混合の設定なっていました。

その中でやりづらさが多くありユニットに分けていくことになりました。

私たちはデイジーが利用者にとって「安心・安全な場所であること」つまり「なんかデイジー居心地いいな」という場所にまずはなって欲しいと思っています。

エリア分けについて考えていったときに図のように整理してみました。

ユニットを分ける時に整理した図
あくまでも1つの考えです。筆者の経験から感じていることもあるので主観もあります。


このように整理していったときにデイジーには「学年で分ける」の方があっているかもしれないという結論に至りました。

混合で療育活動をしていた時のやりづらさは「年齢が混ざることでのやりづらさ」の影響の方が大きく、「年齢で分けること」のメリットの方が大きく感じました。

またデメリットについては「構造」や「スタッフと勉強する場面」があることである程度整理されていくと思えました。
発想を変えるといつか利用者に多様性のことを教える機会や題材にもなるかもとも思えます。(ハードルが高いのでいきなりそれで教えようとは思いませんが…)

おわりに

今回はユニット分けについてお話ししました。

次回は実際の中の様子を出してお話ししたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

投稿者:長崎祐太


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