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はじめに

宮崎県都城市祝吉で療育活動をしています「放課後等デイサービス デイジー」です。

今回は私たちが療育を進めていく上で活用していることをお伝えします。

どうぞよろしくお願いいたします。

「フレームワークを活用した自閉症支援」

現在は情報が簡単に手に入る分、様々な支援の方法についても知ることができます。

ただ闇雲にその方法を実践してもうまくいかないことが多いとも感じています。

そこで私たちの事業所では水野敦之先生の作成されたフレームワークシートを活用しています。

書籍が2冊出ておりどちらも支援の基本的な考え方から具体的な実践の内容まで書かれた本です。(タイトルの写真の本になります。「フレームワークを活用した自閉症支援」、「フレームワークを活用した自閉症支援2 生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック」 水野敦之著 エンパワメント研究所出版

いくつものシートがあり、「個別支援計画」「日々のアセスメントや記録」「自立に向けた課題設定の際の整理」など多くの場面で使っています。

シートを活用していく中で「この案件は○○を使って整理していこう」など、「どの場面でどういう手法を活用し療育支援を行うのか」が整理できていきます。

シートを使うことのメリットは他にもあります。
その1つに「チームプレイしやすくなること」つまり「スタッフ間や保護者などと情報共有がしやすく共通理解したうえで療育に当たれること」があります。

これにより個人の価値観や経験だけで療育支援にあたることはなくなっていきますし、徐々にみんなが同じ認識にそろっていき役割分担が進み療育支援ができるので利用者が混乱することも少なくなっていくかと思います。

新しいスタッフとの研修にも活用しています。
新しいスタッフはシートの使い方についての勉強もしていきます。

活用しているシートの一部です。
水野敦之先生のホームページでも紹介されています。

コンサルタント

先ほどお名前が出ました水野敦之先生には宮崎県の地域支援マネージャーの事業を活用してコンサルタントにも入っていただいてます。

「書籍を読んだだけでは分からないこと」や「デイジーの現場でどう活用するか」や「実践を進めていて悩んだり壁にぶつかったりする」ことも多くあります。

そんな時に実際にお話ししたり現場を見ていただいてディスカッションしながら進めることで少しずつブラッシュアップされていきます。

また外部からの視点や観察が入ることで私たちが普段行っている療育活動を客観的にとらえる機会になります。

とても良い職員の学びの場となっています。

勉強会や研修への参加

各職員で勉強会や研修へも積極的に参加をしています。

「TEACCHプログラム研究会宮崎支部」や「都城療育研究会」の勉強会、その他様々な研修に定期的に参加しています。

知識のアップデートとそれを現場でどう具体的にしていくかを職員で話し合い受けたままにならないようにもしています。

おわりに

今回はデイジーが療育支援をしていく上で活用していることについて簡単にお伝えしました。

水野敦之先生はホームページやSNS等でも発信をされています。
また「TEACCHプログラム研究会宮崎支部」の代表でもあります。
勉強会の告知も多くありますのでご興味のある方は是非ホームページやSNSもチェックしてみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

投稿者:長崎祐太

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