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お母さんが気功を受けたら、反抗期の子どもが優しくなった。~固着した悪意の解体 気功体験談~

一義流気功 伊深気療院セラピストです。現在見習い中のため、営業はまだしておりません。この記事は私の勉強のために無償で気功を受けていただいた方の体験談です。一義流気功の効果について知りたい方にも参考にしていただけるとうれしいです。
(個人が特定されないよう、設定などは変えてあります。そのうえで、体験された方の許可を得て掲載しています。)

J子さんは4人のお子さんを育てる主婦です。毎日の家事に加え、小学生から高校生になるお子さんの習い事や塾の送り迎え、同居する両親の通院など、家族のことで毎日忙しく過ごしています。

2年前、一番上の子の高校受験のとき、J子さんもストレスから少し鬱っぽくなった時期がありました。ストレスが肩こりやむくみなどの体の不調にも現れていました。

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その子が高校に合格すると、しばらくはホッとして体の調子も良くなったそうです。
しかし今度は3番目のお子さんが中学生になり、反抗期にさしかかって難しい時期になりました。3番目のお子さんは学校の成績も良くて高校受験を心配するようなことはなさそうです。学校では学級のリーダーを務めたり、地域のスポーツクラブでもキャプテンを務めたりと、周囲には快活で何の問題もない子に見えているのだそうです。しかし外で気を張っているせいなのか、家では怒りっぽく、母親であるJ子さんともよく言い争ったりします。

スポーツクラブを複数かけもちしていて、その予定が他の習い事とも重なるため、J子さんがスケジュールを把握しきれなくなることもあります。時にはスポーツクラブの練習を休まなければならなくなります。すると、
「どうして今日練習を休まないといけないの!もうすぐ大事な試合なのに。負けたらお母さんのせいだ!こんなことして、本当に無責任だね」
などと言ってきます。

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このように、すごい勢いで責められることがよくあり、J子さんが参ってしまうことがあります。そうした時はよく一人でドライブに出て、近くを回って心が落ち着くと帰ってくる、ということをしているそうです。

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(セラピスト)「3番目のお子さんは、攻撃性が強いですね。もしかしたら『固着した悪意』の数が多いのかもしれませんね」

(J子さん)「そうなんですか。でもあの子が気功を受けることはないと思います。よく分からないものは嫌いだし、自分が嫌っているものは見下げたりすることもあるんですよ」

(セラピスト)「J子さんが気功を受けたと知ったら、お子さんは何て言いそうですか?」

(J子さん)「そんなもの受けてきて、お母さん、どうしたの?って変な疑いの目で見ると思います。気功メニューの資料もあの子に見られたら変なことを言われるかもしれないから、家には持ち帰りたくないです」

(セラピスト)「それなら、持って帰らなくて大丈夫ですよ。今ここで、簡単にご説明しますね。
『固着した悪意』は純粋な攻撃性です。精神的、身体的に深刻なダメージを受けて心がものすごく落ち込んだ時に作られて、固着してしまいます。『固着する』というのは、『簡単には取れなくなってしまう』ということです。『純粋な攻撃性』を心に抱えていると、追いつめられたり嫌なことがあったりした時に『誰かを責めなければ気がすまない』というような気持ちになることがあります。『固着した悪意』の数が多い人ほど、そうした時に怒りを持ちやすくなるんです。
大人であれば、たとえ『固着した悪意』を心に抱えていてもその怒りを理性で抑えられる場合も多くなると思います。でもJ子さんの3番目のお子さんはまだ中学生なので、経験が少なくて怒りの感情を扱うのが難しいのかもしれませんね」

(J子さん)「そう思います。今はまだ精神的な面では幼いかもしれませんが、あの子が自分で自分の心をコントロールできるようになったら、今お聞きしたような説明をして、気功を受けてもらうこともできるかもしれません。でも今はちょっと無理だと思います。」

(セラピスト)「J子さん自身はいかがでしょう。たとえば強い怒りが出てきて苦しくなることはありますか?」

(J子さん)「毎日忙しくてあまり意識していませんが、理性の部分で抑えていることが多い気がします。何かトラブルに見舞われて、それに腹が立って泣けてくるくらいのこともあるけれど、自分で心の中で整理して『相手にも事情があったんだな』と考えるようにしています」

(セラピスト)「J子さんは理性の強い方ですね。加えて相手を尊重することもできるので、大変なことがあっても適応することができる人なんだと思います。自己肯定や他者への共感に関わる『愛05』値が高いのかもしれません。J子さんの『固着した悪意』の数と、『愛05』の値も調べてみましょうか」

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調べてみると、J子さんの愛05値は「8」、固着した悪意の数は「8」でした。愛05値は高めで、固着した悪意はやや多めです。このあと、「固着した悪意の解体」と「愛05」の二種類の気功メニューを受けていただきました。

2週間後、J子さんに変化をうかがってみました。

(J子さん)「私よりも、3番目の子が変わって驚いています。時々怒ることもあるけれど、『ごめん、今のは言い過ぎたね』『お母さん、ごめんね』と言ってきます。突然優しくなったので最初はちょっと怖かったくらいです(笑)でも、だんだん慣れてきました。気功を受けたのは私だけなのに、不思議ですね」

(セラピスト)「よかったですね。お母さんだけが気功を受けられたのに、たしかに不思議ですね。たぶん、こんなことが起きているのではないかと思います。
たとえば『お母さんと子ども』のように、強い心のつながりを持っている家族のメンバーがいたとき、おたがい心の一部を共有しあっているような場合があるようです。よくも悪くもです。喜びや感動も共有できるけれど、心の不具合も共有できてしまう関係です。J子さんの心には8つの『固着した悪意』がありました。それを3番目のお子さんがあたかも自分のもののようにカウントしていた可能性があります。

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だから母親であるJ子さんの『固着した悪意』がなくなったことで、お子さんもそれを心の深い部分で察知して、その影響を受けなくてよくなったのではないかと思います」

このケースでは、お子さんの側の「固着した悪意」の数は調べていないので不明です。でも、もしかしたらそれほど多い数ではなかったのかもしれないと推測します。
J子さん親子のように「気功を受けていない家族のメンバーに変化が見られた」という報告を、他の方からも受けています。親子関係や夫婦関係など、家族の問題に気功で取り組みたい方は、この事例を参考にしてみてください。

気功メニュー「固着した悪意の解体」「愛05」の詳細は以下のブログ記事をご覧ください。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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