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多目的トイレ①ユニバーサルシート

こんにちは♪

前のnoteで、ユニバーサルシートがない!という課題を出しました。

今回は改めて、ユニバーサルシートの必要性と、これからやっていくことを書こうと思います。

ユニバーサルシートとは



https://store.shopping.yahoo.co.jp/aquashop07/us-01r.html


ユニバーサルシートとは ベビーベッドとは異なり、 大人も横になれるシートです。
据え置きから 折りたたみのものまで 多目的トイレに置かれるシートは様々あります。

ユニバーサルシートがないと、トイレに行くことが困難な人たちがたくさんいます。

利用する人は、大人の方のおむつ交換や下着の脱ぎ着をする必要がある人です。

例えば、高齢の方で、自分でお手洗いができない方は、このベッドで横にしてもらって、そこでおむつを交換したり、下着を下ろしたりします。

また、重度障害のある方は、上と同様に大きなベッドが必要です。


ユニバーサルシートの普及

https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/275567.pdf

これは岐阜県のユニバーサルシートの設置されている施設の一覧です。

R3年2月調査の岐阜県内のユニバーサルシートのある多目的トイレは、165施設。

ない市町村は、21市19町2村 全42市町村中 0市11町2村の計13町村

安八町・大野町・笠松町・川辺町・神戸町・坂祝町・白川町・白川村・富加町・東白川村・七宗町・養老町・輪之内町

このリストに書かれている施設をマップにしてみました。


うち19個が学校施設なので、普通には入ることができません。

課題①数が少ない


誰でも使えるはずの市役所、役場は42施設中8施設にしか置いてありません。

図書館にもありません。

課題②使いやすい構造になっていない


ユニバーサルシートが置いてあったとしても、使いやすい構造になっていないことがあります。

例えば、広さの問題。

ユニバーサルシートがあっても、それを広げてしまうと車いすが置きづらくなってしまうぐらいの大きさしかないところがあります。

実際に見に行っても使えなければ、労力の無駄になってしまいます。

快適に使えるユニバーサルシートのあるところがわかりません。

ゆにぃんくる始動!


このような課題を受けて、ユニバーサルシート普及活動を行います!

その名は「ゆにぃんくる」

ユニバーサルシート×インクルーシブ

岐阜大学の学生中心にプロジェクトを立ち上げました!

やることは大きく3つ

当事者に向けて直接、 どこに自分の使いやすい ユニバーサルシートがあるかわかるようにします。

1マップを作る

上で示したマイマップにトイレの中の写真と、説明書きを足します。

それを保存しておけば、いつでもスマホでどこにトイレがあっていけばいいかわかります!

2普及活動をする

大学でイベントを開催したり、チラシを作ったりします。

大学生の多くが障害のある人に関して無関心であることが多いです。

自分ごととして考えてもらえるように、そして、ユニバーサルシートの必要性も感じてもらえるように、イベントを行います!

私がこの課題を取り組もうと思った理由


私はユニバーサルシートは必要ではありません。
だから、ユニバーサルシートがないと外出できない人たちがいることを知りませんでした。
でも、実際に重度心身障害のある方の親御さんにあって、話を聞いて、私が街歩きをしてみたとき、
ユニバーサルシートの少なさに直面しました。

私は高校生まで自分でトイレができませんでした。
でも、私は自分で工夫をすることでトイレに一人で行くことができるようになりました。
そこから、本当に自分の行動範囲が広がりました。
だからこそ、トイレに行くことができない課題を今抱えている人が気軽に外に出られるようになってほしいと思いました。

メンバーとともに


この企画をやるには、私一人ではすごく大変(笑)

この思いに共感してくれた周りの学生が協力してくれています。

岐阜を誰も取りこぼさない町にする


誰でも長時間外に出るときはトイレに行きたいもの。
でも、トイレがないことで、重度障害のある人とその周りの人が一緒に外に出て遊ぶということができない。

つまり、排除されているのではないかと感じます。

自分は違うから。という理由で、無関心で終わらせたくない。

だからこそ、活動する意義があると思っています。

当事者の方、みなさま!
こんなところを見てほしいというのがあったら是非教えてください!

みのり

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