【詩】 じらいちゃん

心臓の美しさにさまよう女の子が、辿り着く場所がここ。どこも浅はかなんかではなくて、いつ何時も、身体中を使わないと酸素が吸えなくて、だけどほんとは酸素よりも愛が吸いたいと思ってしまう。だから孤独のファッションで、塗り潰して、今日も街とわたしを繋いでいく。きみを推した瞬間から、世界がふたりだけの夢の国になったよ。死ぬほどの孤独、痛み、きみへの「すき」でラッピングしてみせる。傷ついても、傷ついても、心の中が世界だから。それが、可愛いの本当だから。

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