【詩】 ミンティアの詩

白い錠剤に凝り固まった爽やかさが、景色を透明にしてくれる。苦いとわかって飲み込むのは、冷たさで夢が見えるからで、痛みが愛だと、感覚神経が信じているからです。不条理が淡く桃色で、悲しみが喜びで、ぼくは言葉を噛み砕いて、何度でも星にする。手のひらに乗った煌めきが、ぼくを孤独にするけれど、踏み潰される優しさの数だけ、君を照らし出す、流星群。

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