2024/4/14 J3 ツエーゲン金沢 第10節 Y.S.C.C.横浜戦(ホーム)

前節のアウェイ福島ユナイテッドFC戦は終盤に追いつかれてしまったツエーゲン金沢、今節はY.S.C.C.横浜とのホームゲームです。

フォーメーション

ツエーゲン金沢

3-4-2-1
GK上田。DFは左から井上、畑尾、庄司。MFはボランチが大山、西谷、ウイングバックが左が石原、右が小島、シャドーが大谷、梶浦。FWがマリソン。

Y.S.C.C.横浜

3-1-4-2
GK岡本。DFは左から端野、大嶋、冨士田。MFはアンカーに小島、ウイングバックが松村、大越、インサイドハーフが藤島、山本。FWがオニエ、ピーダーセン。

概要

前半から金沢が優勢。序盤のPKのチャンスはキーパーに止められますが、17分に中央から石原を経由して大谷に繋がり、大谷のクロスがオウンゴールになり先制。前半は1-0で折り返します。

後半も金沢が優位に進め、57分にセットプレーからマリソンがヘッドで合わせてゴール。79分、自陣のカットから西谷が抜け出し、最後は走り込んだ加藤にパス、冷静にゴールに流し込みました。その後、YSCCにPKで1点返されますが、3-1で試合終了。5試合無敗となりました。

気になった点

個人能力の差

金沢とYSCCで個人能力の差がありましたね。YSCCはパスミスが目立ちましたが、チャンスの場面に前線に人が足りないシーンも見られました。特に金沢のウィーク、ファーへのクロスにも走り込む人がいないのは金沢も守りやすかったと思います。

また、ディフェンス時の1対1はほぼ金沢が勝っていたのも印象的でした。そのせいかどうしてもYSCCの選手のファールがアフター気味でしたね。危ないなぁというプレーはあまりありませんでしたが、こういう試合の時に怪我しがちだと思いますね。

余談ですが、J1町田ゼルビアのプレーが荒いと何かと話題になってます。ですが、あれも町田の選手がJ1のプレーに間に合ってない事で、無理矢理ファールをしにいって危険なプレーになってるように思います。J2の時はファールは露骨でしたが、危険というほどではなかったですから。J2だとむしろ栃木とかの方が危険って言われてましたし。

ファールはサッカーの試合につきものですが、上手いファールが増えてくれると良いなぁと思います。

変幻自在ビルドアップ

今日の金沢CB陣のビルドアップは見事でしたね。

3人が並ぶ時はかなり幅を取り、前にスペースがあれば持ち上がる。畑尾を飛ばして井上、庄司間のパス。時に畑尾を前に上げて2-3-5の形を取る。大山、西谷が降りてきてビルドアップ。かなり捕まえづらい動きをしていました。

配球も庄司からはシャドーへの楔と同サイドへのロングボール、井上からはボランチや逆サイドへの展開がよく見られました。1得点目は庄司の縦パスからでした。

3バックをスタートから導入して7試合、ビルドアップはかなり熟成してきたように思います。ここから更なるチャンス形成が期待できそうです。

セットプレーのクオリティ

2得点目はセットプレーからのゴールでしたが、今シーズンはセットプレーからの得点が多いですね。20ゴール中、9ゴールがセットプレーの流れからとのこと。プレースキッカーは主に大山ですがキック精度が非常に高く頼りになります。

セットプレーは他のプレーに比べて偶然の要素が低いので再現性が高いわけで、それがセットプレーの得点の増加に繋がってるのかもしれません。ここまで確率が高いと、セットプレーを考えてのプレーが増えてくるかも。

MVP

西谷にしました。
中盤のカバー範囲が広い事と、守備強度はこの試合も発揮してました。ボランチでコンビを組む大山は前に迎撃する方なので、後ろでバランスを取ったりボールホルダーに当たりに行く動きはチームに安定感をもたらしましたね。彼の加入は本当にありがたかったです。

その他

キッチンカーでビール

スタグルにはビールがつきものですが、屋外のキッチンカーでビールを売ってる所が少ない気がしますね。

これから暑くなってくるのでビールを売ってる所がもう少し増えると良いのになぁと思ったりします。

ちなみにこの日は隠れ家食堂さんでベーコン串とハートランドを買いました。ビール、サイコー!

次節

次の試合が結構先で4/28にホームでFC岐阜との対戦です。上位のチームですが、ここで叩いて勢いつけていきたいですね。連勝したいぞ!連勝したいぞ!連勝したいぞ!

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