2024/4/10 J3 ツエーゲン金沢 第9節 福島ユナイテッドFC戦(アウェイ)

前節、ホームで大量得点で快勝したツエーゲン金沢、ミッドウィーク開催の今節は福島ユナイテッドFCとのアウェイゲームです。以前金沢にいたDF山田がいるチームです。

フォーメーション

ツエーゲン金沢

3-4-2-1
GK上田。DFは左から長峰、畑尾、山本。MFはボランチが大山、西谷、ウイングバックが左が石原、右が小島、シャドーが嶋田、梶浦。FWが土信田。

福島ユナイテッドFC

4-1-2-3
GK吉丸。DFは左から鈴、堂鼻、山田、松長根。MFはアンカーが上畑、インサイドハーフが大関、針谷。FWが左から清水、樋口、塩浜。

概要

前半は金沢ペース。7分にコーナーキックのこぼれ球を小島が決め先制。13分に小島がサイドから浮き球ロングシュートで早々に2点を決めました。

後半は福島ペース。61分にクロスを受けた清水がゴール、終了間際の86分にクロスに合わせた森がゴール。金沢は追いつかれ、2-2で終了となりました。

気になった点

縦パスへのケア

前半は前プレから縦パスのコースを限定し、実際に楔が入った所を大山、西谷がカットという展開が多かったです。福島の狙いを上手くいなせていましたね。

ですが後半、福島が縦パスを更に増やしてくると疲れから金沢のプレスが甘くなり始め、今まで取れてたボールを取れなくなっていきました。

梶浦負傷交代で右サイドの負担が大きくなったのもバランスが崩れた要因だと思います。嶋田は梶浦ほどの守備強度はありませんので。なのでスタミナが落ち始めた早い段階で交代策を打てなかったかなと思いました。

ビルドアップ不全

前回、ビルドアップをベタ褒めしたばっかりですが、この試合の金沢のビルドアップは福島の前プレ5+1の壁をなかなか越えられませんでしたね。ビルドアップの出口が石原しかいないような場面が多く見受けられました。いつもなら外張りの選手へのロングボールがよくありますが、それも見られず。もしかしたら画面では見えませんでしたが外張りの大谷、小島へのパスコースは福島のディフェンダーに切られていたのかもしれません。

この日は3CBの幅は前節に比べると狭く感じました。もう少し広がっていればWB、ボランチ、シャドーへのパスコースがもっとできていたのではと思います。

クロス対応

1失点目でわかるように、今シーズンはクロスの出し手にはやはりあまり強くいかない感じですね。ここは直さないんじゃないかなと思っています。

では中はというと、固めているのでニアや中央はめっぽう強いのですが、毎回ファーに上げられた時にやられていますね。ファーの配置がまずい。ファーに1人余るくらいにしないと、クロスに対して同一視野で見れる選手がいないので、今後も同じパターンでやられそうです。

とはいえ、福島も上手く同数になるようにしていましたので、そこは素直に相手を褒めても良い所かもですね。

MVP

小島です。
WBであるにもかかわらず2ゴールの活躍でした。梶浦負傷交代の穴を必死でカバーしていましたね。そのせいで終了間際はヘトヘトだったように見えました。

右WBは櫻井も絶好調なので良い競争になってますね。このまま高め合っていくと良いですね。

その他

負傷交代の梶キュン

前半途中で負傷交代の梶浦、痛そうに歩いていたので心配。筋肉系じゃないといいけど。

次節

ツエーゲン金沢の次節は4/14にY.S.C.C.横浜とのホームゲームです。3連戦の最後は勝利で終えたいですね。

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