見出し画像

私とこどものこと

おはようございます、寒さが身に染みるようになりましたが、みなさまお加減いかがですか。

私はあいも変わらず、胴体着陸しないギリギリの低空飛行でノロノロ動いております。

元の体が体なので、多少無理をしないと普通の人と同じように働けません。

それはまた別の機会に書くとして。

今回は私と子どものことを少しだけ書こうと思います。
私は30代のはじめに、緊急帝王切開で第一子を出産しました。
7か月の早産。出生体重は3桁、780gでした。

たくさんの管に繋がって保育器で管理されている子どもと会ったのは翌日、あまりの小ささに衝撃を受けて涙が溢れたのを覚えています。
落ち着いたタイミングでそっとそばに来てくださったのが主治医の先生でした。
生まれた時に産声をあげたこと、小さく生まれた子の直近で考えられるリスクなど、淡々と平易な言葉で説明されました。
山のような同意書などの書類と共に、自分の病室に引き上げた時、なんてことをしてしまったのか、なぜ勝手に破水してしまったのかという気持ちが溢れてまた涙が止まらなかったのが忘れられません。

NICUのスタッフの皆さんには、なかなかこういうふうに一度も体重を落とすことなく育ってくる子は珍しい、と言われ、たくさん可愛がってもらいました。
当時は、風邪など引くとその分発達に影響が出る可能性があるので、できるだけ外へは出ないように、と言われて、注射以外はぽぽ家から出ない日々でした。
早産のため、運動発達の成長も知的な面の発育も、ゆっくりでしたが、思い返しても、可愛かったなぁ(今も可愛いけど)という感想しか出てきません。
また少し話はずれますが、他の子と比べることがいかに意味がないことかを教えてくれたのも我が子です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?