私の存在する理由がなくなりました。

8月23日。
兄嫁が出産したそうです。女の子。
そのあたりのワードでTwitterで検索したら出てくるかと思います。

ああ、これで本当に、
女は結婚して子供を産むのが至上命題〟と言って憚らない血族の目的は果たされ、
介護要員はとりあえず確保され、

私の存在する意味は無くなったな、と思いました。

いや散々毒親だの何だの言っておいてまだ自分の存在意義があると思ったのか、って感じですけど。
何十年も血族と付き合うとやはり頭の中から抜くのは容易ではありませんねえ。

血族の期待に添えなかった、とは思っていません。
そんな期待は邪魔です。

血族にとって「結婚も出産もしようとしない女」は、
女でもなければ人間ですらありません
期待=命令 に背けば人間として扱われることは金輪際ありません。そういう親であり親戚です。

そもそも血族が私に求めたのは

愚鈍で成績が親戚中で一番悪く、
謙虚さと空気を読むことを備えた
結婚して出産する機械であること


です。
そもそもが人間じゃねーじゃん。
現代の感覚で言えば矛盾の塊のような女、「女」であって「人間」ではない。
母親は「結婚して幸せになってほしい」と言いましたが、結婚することが幸せだと一義的に決めつけて押し付ける傲慢な人間の言うことなんか誰が聞くの? って感じ。

それ以前に私は聴覚過敏気味なので、子供の声や音というものが非常に苦手。音は子供に限らずですが。
というか嫌いなんです。子供という存在が。
子供の頃、親の方がうるさくて公共の場で注意したことが一度二度ではない程度には。私は音を出さない子供だった。なぜ他の子供という存在は静かにするということが出来ないのか不思議で仕方ないと思う程度には。
そんな私が子供を産みたいと思うはずがない。
はずがないのになぜ機械に生産をしろと命じるがごとく子供を産め、なんですかね。分からない。

私も従妹のように22歳くらいの時に自殺していたらどれだけ楽だったろうと思います。まだ若いから自死に対し哀れんでくれた人もいるでしょう。
今自殺したらいい年こいたおばさんが結婚出来ないのを苦に……とか思われるだけ。憐れみもなにもありません。それは憐れみではない。
嘲笑です。

ちなみに従妹(姉の方)はその前後も何事もなかったかのように過ごしています。実妹が死んだのになんかすごい他人事みたいな振る舞いをしていた。他人事のように思えず、そう振る舞っていたのは私の方だったと思う。そういう家だったしそういう人なんですよね。

まー、もう血族にとって人間ですらないんだから何をしても許されるよなー、って思うんですけど、人道に外れることをする価値も無いからなーあいつら。みたいな。

先日「青春をやり直したい」とは言った。
言ったものの、この世にいる理由が何ひとつとして存在しない私が何をしてもな……という気分でいます。
存在理由は自分で見つけるものです。
だとしても。



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