ただの日記:古いものはさっさと捨てたいVSもったいない病

2つあるクッションのうちの1つを洗った。
お風呂に水を入れて洗剤をぶちまけてクッション投げ込んで、ざぶざぶ。
その後、漂白剤を入れてまたざぶざぶ。暑い夏にはもってこいの作業です。
それは良いんです。

なんとこのクッション、買ったのは15年前である。
実家を出て大学生をやっている時でした。当時は畳の部屋のアパートに住んでいて、こたつがあって、枕がわりのクッションをとりあえず2つ買って。
以来、なぜかずっとある。東京まで付いて来よるぞこいつら。こたつ、お前もだよ。
物持ちが良すぎるというか、もったいない病もここまで来るとどうかと思いますね、我ながら。こたつのような電化製品はまだわかるとしても、安いクッションとか汚れたら即ポイ、が世間の人の常識だと思う。ド偏見です。その上、不要不急の外出を避けるためのステイホームでクッションカバーでも作ろうか、なんて思っているのでもう病気だと思う。

私としては、もういい歳のおばさんだけれども、過去のこと、過去のモノに拘り、過去のモノを持ちたくないというのがあり(実家のことを思い出してしまうモノを持ちたくない)、喫緊で必要ないものはどんどん捨てているところなのですが、それでも捨てないのはただのもったいない病です。はい。
持つなら洗練された未来的なものが良い。伝統的なもの、アンティークなものは……値が張るけれど欲しいという欲はある。でもその欲だけでは貯金が擦り減る一方なので、致し方ないのですが。
私には大学卒業までに思い出と呼べるほどの思い出はないのだから。これからのモノに期待し、モノを所持し、未来のために生きたいのだけど。
お財布と相談ですね……。

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