歌番組が増える年末に思うこと

こんにちは。みのりminolyです。

年末になると、1年の総まとめなのか、歌番組が増えますね。


「よく歌えるね」


子どもたちが、いろいろな曲を口ずさんでいます。
YOASOBIの「アイドル」など、とても早口の曲を、簡単に歌っています。

「すごいね」「よく歌えるね」などと子供に言ってしまいます。

しかし、そういえば、私も子供のころに、母から言われていたような気がします。
その当時は、安室奈美恵などだったように思いますが、
それでも曲のテンポが速いように聞こえたようです。


音楽の作り方・聞き方の違い


私は、子供のころ、作曲を少しだけ習っていたことがあるので、
どのように曲を作っていくのかのイメージはあります。

一昔前は、ピアノやギターなどの楽器を中心に、音を奏で、
それを譜面に起こしていたのだと思います。

しかし、今は、楽器も使うかもしれませんが、
パソコンへの打ち込みで作ることのほうが多いように思います。

そのため、昔に比べ重ねられる音の数が増えています。
時々、Amazon musicなどで昔の音を聴くこともありますが、
そうすると、音の数が違うことに気づかされます。

また、音楽番組でも、生演奏をバックに歌うことよりも、
音源を流して歌うことのほうが多いように思います。

そのため、生の楽器で演奏できる必要性がないのです。
人間の口さえ回れば(人が歌えれば)良いのです。

聞くほうも変化があります。
私は、ラジカセでCDやMDで聴いていましたが、今はスマホで聴くことのほうが多いです。
スマホは小型ですが、ラジカセのスピーカーよりも音質が良くなりました。
聞くほうも繊細な音が聞き分けられるので、作るほうもそれに合わせる必要が出てくるのでしょう。


老化か!?


音楽の変化もありつつ、親世代が子供世代の聞く音楽に、
テンポの速さや、歌いにくさを感じるのは、
ひとえに老化してきたからなのかもしれません。

高齢になると耳が遠くなることがありますが、
そこまで明らかでなくても、すでに親世代の耳は老化が始まっているのでしょう。

音楽の変化と自身の変化が相まって、子供の歌声に「よく歌えるね」と言ってしまうのかもしれません。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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