心を何に例えよう 花のようなこの心

石壓筍斜出、岸懸華倒生
いしおしてしゅんななめにいで
きしかかりてはなさかしまにしょうず


石に抑えつけられたたけのこは
斜めになってでも伸びる

断崖絶壁の花はさかしまに咲いている

困難に耐えてでも生き続けようとするたけのこや可憐な花に
自然の生命力を見る

いにしえの聖人たちも
このような苦難の末に
ようやく徳の花を咲かせたのだ

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当たり前の何気ない日常を
毎日当たり前に送るという事

これは、案外大変な事なのかもしれない
事件やイベントというのは、そうそう起こる事ではない
いわゆる、非日常というやつだ

人は当たり前で退屈な日常よりも
特別な何かがある非日常を好む

そうして、当たり前の日常を疎かにしがちである

人間関係も同じで
毎日顔を合わせる人よりも
たまに会う人、特別な人を優先してしまう

仕事も、ルーティンよりも
大きなプロジェクトを優先させようとする

しかしこれでは本末転倒なのである

省略.00_02_55_20.静止画017

物事は常に、当たり前の中に本質がある
徹底的に当たり前、基礎をやり続けることでしか
真実は見えてこない

特別なイベントや、非日常は
それらの上に成り立つのだ
当たり前、基礎力の高さに応じて
イベントの意味も変わってくる

当たり前、基本を疎かにしている場合
イベント、非日常は大した成果を残さない

徹底的に基本をやる
当たり前を大切にすることで
人の際の王は発揮される

途中でやめるようでは
才能は一生出てこない

ミスをして、失敗して、ぶつかって
それを続けるうちに、才能も出てくるものだ

省略.00_01_09_19.静止画013

夫婦、家族、日常、ルーティン
それら、当たり前を大切にしてこそ
人生は特別なものになっていく

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