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エリックセッション「#1. LOVE.../価値は学歴で決まるのか?」

エリックセッション「Social Changer Next G」、記念すべき第1回の動画が公開されました。

Social Changer Next G とは?

これからの社会を変えていくのが、ソーシャルチェンジャーです。
この番組は、次世代の人たちによる、次世代のための情報発信の場です。
まるで⾳楽のセッションのように、⼀⼈⼀⼈が個性を放ち合います。
エリックを中⼼として、世界中の Next Generation たちが、未来を語り発散するメディアです。

LOVE
PLAY
CONNECT
MAKE
LOOK BACK

という5つのテーマの未来を創造していきます。

第1回のテーマはLOVEから「価値は学歴で決まるのか?」です。

なぜみんな自分の価値を学歴から判断するの?

大学生になって振り返ってみると、良い成績を取って、良い学校に行けたら、その分愛情を注がれていたような気がしている。
なぜ、親や友人や世の中の大人たちは、自分の価値を学歴から判断するのだろう?

ティーミン ーこんな声がありますが、皆さんのご家庭は、どうでしたか?

さっちー「家族がみんな教員で、学歴で価値が決まるというのはずっと感じていました。良い学校に入れば選択肢が増えるし、一番褒められるのは成績が上がった時だから、それをモチベーションに頑張ってきて今がある。成績以外で口を出されることもなかったけど、逆にそれしか見てないのという気持ちはあります」

ーエリックの時代から30年くらい経ってるけど、あまり変わってない?

エリック「その頃も小学生から中学受験したり、四谷大塚の本校が、とか塾までブランド化していたけれど、学生の反抗もすごかった。一番歪みが出た時代かもしれない。びっくりするのはその世代が親になって、まだ子供たちが学歴プレッシャーを感じていること」

りさ「偏差値の高い大学に行くことより、入ってから何をするかが大事だとわかっているけど、実際、国公立って聞くとすごいなって思っちゃうし、自分が気にするからこそ、自分からどこの大学なの?とか聞けない」

エリック「若い世代のゲーマーにeスポーツのビジネスの現場で会うと、中学しか出てない、ひきこもりだし、という人が表に出てすごく活躍しているので、いまは逆に、学校行ってないのかっこ良い、くらいに変わってきたたのかと思ったけど、みんなの感覚だとどうなの?」

ゆうき「人間として面白いかどうかだと思います!」

親の思い

エリック「自分が父親になったとき、親は学歴が良いっていってるんじゃなくて、子供にハッピーになってもらいたい一心で言ってるんだとわかった」

ーだとすると、「高学歴だと、良いポジションに行ける」という社会になっていることが問題だから、「才能があれば学歴関係なく尊重される」というふうには変わらない?

エリック「日本は、良い偏差値を取って良い企業に入るまでがゴールだけど、アメリカではその先にどんな生活をしていくのか、がある。SUITSなんかのドラマを見てわかるのは、ハーバードを出ていないとまずあの事務所に入れないし、入ってからその先どう出世してすごい生活を手に入れるのか?という話になるけど、日本では、大企業に入ったあと、どういう生活になるのかはみんな見えてない」

さっちー「日本は、レールがあって、その先は自分の思うハッピーなゴールじゃなくて、親が考える安定したゴールになってる。レールの外にも成功する道はあるだろうけど、それを私たちは知る機会がないから、一番成功の可能性が高そうなレールに乗ってしまう」

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日本って、実は学歴社会じゃない

エリック「音楽の世界からビジネスの世界に入って知ったのは、日本って、実はそれほど学歴社会じゃないということ。上場企業の社長の90%は東大です、とかじゃない。だとすると、義務教育の先生たちは、偏差値について語るのではなく、もっと様々な職業の素晴らしさを教えるべき。こんな成功をする道もあるということを示せないと」

ーこれから仕組みは変わっていく?

エリック「日本で良い企業とされているのは結局リクルートのランキングだから、そういう歴史ある大企業がGAFAの登場で変わっていく今、当然変わる。転職もするようになって、入った会社に一生いるわけじゃないから、自分が何をやるのかが大事になる」

ーみんなは将来何をやりたい、っていうストーリーがあってここに来たの?

けいたろう「確固とした夢みたいなのは決まってないけど、法律とか経済とか昔からあるものに入ってしまうと縛られるから、新しくて視野を広げられるようなところが良いと思って選びました。ここから色々学んで体験してどうやっていこうかという思索中です」

エリック「日本は経済とか興味ないけど就職に有利だから、とかで学部を選んだりするよね。そうすると就職が決まった瞬間、やる気をなくす学生とかいる」

けいたろう「大学に入って、バイトしたり一人旅したり、たくさん他の大人とも話す中で、大企業大企業って周りはいうけど、誰の人生だって言ったら自分の人生だから、自分は何をしたら楽しいのか、その楽しいを仕事にしたいな、っていうのはあります」

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自分のことを考える時間

さっちー「けいたろうの話を聞いて思ったのは、私たちって自分のことについて考える時間がこれまでなかったなということ。就職のためにESを書く段階で初めて、自分にとってのハッピーってなんだろう?って考えるようになった」

りさ「たしかに…そういう機会がもしあったら、別の世界で新しい暮らしをしていたのかも。そう考えるともっと早い段階で機会があればなあって思います」

けいたろう「まだ全然、間に合うよ!」

つきつめることで見えてくるもの

エリック「昔ははっきり大学の個性があって、モテたいから青学に入る、とかもあったけど、今はもっと勉強ばっかりになってる気がする。でも実は、大学時代とことん遊んでたやつが成功してたりする。なんでもいいから打ち込むってことが大事で、妥協しないでやっていくことで、次の世界が見えてくるのはある」

ー自分の価値をどういうところで測られたいと今は思ってる?

ゆうき「頭がいいとか、学歴じゃなくて、おもしろい人間だと思われたい。外面じゃなくて、一緒にいると飽きない、おもしろい、っていう」

さっちー「今みたいに目に見えているものに測られるのは嫌で。将来、自分は一生懸命に何かに打ち込んでいて、そこでは周りに大切な人たちがいるはず。その人たちにとって、かけがえのない存在になりたい。愛されて、愛する。サーバントリーダーですね」

エリック「自分の価値って、認めてもらうためにあるんじゃないんだよね。アイデンティティは自分の人生を生きるってこと。そうすると周りに同じ価値観を持った人が集まってくる。そこで自分がハッピーかどうか?が鏡になってる」

いかがでしたか?
ソーシャルチェンジャーの本音と、エリックの経験に基づく対話から、色々な気づきがあったとおもいます。この記事では会話の一部を抜粋して紹介していますが、ぜひ、対話のすべてを知るために、動画を観てみてください。

エリックセッション「Social Changer Next G」
#1 LOVE. 「価値は学歴で決まるのか」の動画はこちらから!

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