見出し画像

トライアスロンってなぁに?

『トライアスロンって一日中泳いで自転車乗って走るやつでしょ?やばいやつ!』
よく言われるんだけど、きっとそれはIRONMANのことを言っているね!

実はトライアスロンっていろんな距離のレースがあるんです!初心者の方にも挑戦しやすい距離もあります。

今回はトライアスロンをこれからチャレンジする皆さんにお届けします。



1.トライアスロン とは

スイム→バイク→ラン、この3種目を続けて行い、そのトランジット(着替えて次の種目への切り替え時間)も含めた全ての時間を競うのがトライアスロンです。

つまり、「トライアスリートです!」と言えるのは、3種目をそれぞれ練習している方ではなく、トライアスロンのレースに出場し全てを連続して完走、フィニッシュゲートをくぐった方に与えられる”称号”とも言えます。


2.トライアスロンレースの距離色々

距離は、主に大きく分けて6種類。
・スーパースプリント
・スプリント
・スタンダードディスタンス(オリンピックディスタンス)
・ミドルディスタンス(ハーフアイアンマン)
・ロングディスタンス(アイアンマン)
・ウルトラロングディスタンス(ウルトラマン)

その他にも、ロングディスタンスレースとは距離が多少異なるオリジナルの距離で行われる自治体主体のレースが各地で開催されています。
(全日本トライアスロン宮古島大会、佐渡国際トライアスロンなど)


3.主催団体がいくつかある?

各レースを主催する団体がいくつかあります。
ボクシングにWBAやWBCやWBO等があるのと同じです。

まずひとつ目は、ITU(国際トライアスロン連合)。カナダ・バンクーバーに本部を構えるトライアスロンを統括する国際競技連盟です。
ITUは短・中・長距離の世界選手権、ワールドカップなどの国際大会を開催しており、各国オリンピック選手を決めるレースもこのITUの規則に則り開催されています。

そして各大陸でも、パンアメリカントライアスロン連合・アフリカトライアスロン連合・欧州トライアスロン連合・アジアトライアスロン連盟・オセアニアトライアスロン連盟が存在しています。

さらには各国でも、トライアスロン連合が存在します。日本では公益社団法人日本トライアスロン連合(Japan Triathlon Union/JTU)が日本国内におけるトライアスロンおよび関連競技(アクアスロン、デュアスロン)の国内競技連盟です。
JTUの起源となったのは複合耐久種目全国協議会。漢字が並ぶと、なんとも過酷なスポーツであることがよーくわかるね。

JTUでは、トライアスロン指導者資格や公式審判員の資格も取得が出来、MihoCはそのどちらも有しています。

長々とITU、JTUについて書きましたが、忘れてはいけないのがWTC(World Triathlon Corporation)の存在です。
現役トライアスリートでも聞き慣れない方もいるかもしれませんが、WTCはあの有名な『IRONMAN(アイアンマン)』を主催している団体です。

他にも「チャレンジシリーズ」など新しい団体なども生まれていますが、それはまた別の機会に紹介しましょう!

4.トライアスリートへの扉

これからトライアスロンを始めるみなさんにとって、チャレンジしやすいのは『スプリントディスタンス』または『スタンダードディスタンス』でしょう。

『スーパースプリントディスタンスが一番短いなら、短い方がいいわ!』と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、1時間前後で終わってしまうレース、もしかすると物足りないかもしれません!あと…コスパもね!

または、スイムをしっかり準備して泳力があるならば、『スタンダードディスタンス』にチャレンジするのもいいかもしれませんね!
『スタンダードディスタンス』は、『オリンピックディスタンス(通称:OD)』とも呼ばれる通り、オリンピックのトライアスロン競技と同じ距離のため、練習・勉強段階でオリンピック選手のレース映像を見て距離感を感じたり、プロの凄さを感じることも楽しさのひとつかもしれません。


〈2016 リオオリンピック Men's triathlon〉
https://youtu.be/3YeqRPcmvWo

〈2012 ロンドンオリンピック Men's triathlon〉
https://youtu.be/_Ck9LdWPF3E


スイムパートの水しぶきとバトルの迫力、バイクパートの駆け引きとダッシュの繰り返し、駆け引きをしながら限界まで追い込み切るランパート、そして最後は悲鳴を上げる己の肉体と最大心拍数に迫る苦しさの中でのメンタルの極限状態での戦い。
駆け抜けたフィニッシュテープの先では誰もが倒れ込む。

オリンピック競技の中で、フィニッシュ後に選手が倒れ込むまで追い込む競技はトライアスロン選手ぐらいだとも言います。

ゴールした時に分かる、『自分はこのレースで全てを出し切れたのか否か』と言う自問自答。

さて、今回のテーマであるトライアスロンってなぁに?の結論です。

トライアスロンとは、己の限界を知り、それを自らの努力・精神力で超えていく、自分の極限状態における自己との対話を楽しむ競技、なのです。

終わりなき成長とチャレンジを続ける人、それが真のトライアスリートです(最後キマッタァ!)。


※MihoCの『読むトライアスロンレッスン』スイスイ水曜日に毎週配信です♩


▼ラストゴール前。笑顔で心拍186bpm♩

▼IRONMANスイムスタート直前のMihoC


#TRIATHLON #TRIATHLONCOACH #IRONMAN #TRIMINGFAMILY #MihoC #SPECIALIZED #REEBOK #HiRIDGE #SWANS #WAHOO #ZWIFT #aggressivedesign #和光ケミカル





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?