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私の家族のこと

こんにちは。
今回は唐突てすが、私の家族のことを書いてみようと思います。

バチェラー見てると、家族のことを振り返りたくなりますよね。笑
よく想像だけします、もし私が夫となる人を両親に紹介したとき、両親は私のこと「この子は〇〇な子でした」って何と話すだろう、と。想像だけ。笑

私の家族は、父、母、年子の妹、そして猫3匹(全てメス)という家族構成になります。女社会ですね。

私の家族は、本当によく旅行にいく家族だったと思います。

最近ふと、数年前に実家から送ってもらった過去の家族写真のデータを見返していたんです。

広島、長崎、三重、福岡、長野、東京…
どの写真も別のところで撮ったものでした。

何がきっかけだったかは忘れてしまったのですが、幼い頃なぜ旅行にいくか、という話になったことがあります。そのとき母は「お父さんが旅行が好きだから」と話していた気がします。

しかし、私が中学生になったとき、なぜ父は私たちを旅行に連れて行くのか、母が話してくれました。

父のお父さんにあたる人、私のおじいちゃんには会ったことがありませんでした。
それは父が20歳くらいのときに亡くなったから、だと聞かされていました。

家には、父が学生の頃使っていたそろばんや裁縫セットなどが残っていて、私もそれを使ったりもしていました。
ただ、それらの道具には今の私の名字ではない名字が書かれていて、それを黒ペンで消して今の私の名字に書き換えた後がありました。

あぁ、おじいちゃんがいないのは離婚だったのか。とそれを見て感じましたが、父にも母にも真実は確認しませんでした。ペンの筆跡がとても切なさと苦しさを物語っていたからです。


そんな父のお父さんの話を、ふとした時に母がしてくれました。

私の予想は当たっていて、父のお父さんとおばあちゃんは離婚されていました。そしてその後亡くなられていました。

父が中学生のころ、父のお父さんは家族を残して出ていってしまったそうです。そして新しい家族のところに行ってしまったそうです。

そのとき父は幼い弟2人を連れて、お父さんの新しい家族のところへ向かったそうです。

そして「お父さんを返してください」と言ったそうです。

この話を聞いて涙が出てきました。中学生の子が向き合うにはしんどかっただろうな、辛かっただろうな、と。

母は続けてこう言いました。
「だからお父さんは、みのりと妹が寂しくないようにしないとね、って頑張ってるんだよ。」

私がたくさんのところに旅行し、たくさん新しい世界を見て、楽しんでこれたのは父のたくさんの努力があったからだとこの時気付かされたのです。


私はすごく両親からよく育ててもらったなと思っています。だから恩返しをしたい。

ただ収入面では父を超えることができない気がしていて、金銭的な恩返しは難しいかな…

だから私は、自分が両親にしてもらったことを自分のパートナーや子供に返していきたい。そう強く思うのです。

まあパートナーができない可能性もあるので、そのときは自分の周りの人に返していけたらなと思います。

なかなか普段、家族について振り返ることもないので書いてみました。
実家に帰らなきゃ…

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