もっと知ってほしい、保護猫のこと。
こんにちは。
本日は、意外と知られていない「保護猫」のことを書いてみようと思います。
私は幼いときから保護猫と暮らしており、今実家では母が保護猫のボランティアをしています。
なので、すごく身近に保護猫がいるものだったのですが、「猫って買ってペットにするしかないと思っていた」と思っている方もいらっしゃるのかなと思い、書いてみようと思いました。
今保護猫に興味はあるけど一歩が踏み出せない…!
いつか猫を飼ってみたいけど…!
という方の背中を押せると嬉しいです!
■私と猫の出会い
私が最初に猫に触れたのは、小学校2年生のときでした。
家の前に段ボールに入った2匹の子猫が捨てられていて、その子たちを保護したのが最初でした。
この2匹はまだ生まれたてで、子どもの手のひらに乗るサイズだったのを覚えています。
両親が必死に猫の世話をして、なんとか2匹は大きくなることができました。
この2匹の猫は、3ヶ月ほど我が家にいたのですが、まだ私と妹が小さかったので、その子たちはそれぞれおばあちゃんの家とおばさんのご友人の家に引き取られていきました。
■保護猫活動を本格化した話
私が中3のときに、道を彷徨っていた猫を母が保護しました。
この猫は生まれて3ヶ月くらいのメス猫で、母はうちで飼うと連れてきたのですが、父が猛反対。。。。
次の朝起きてみると、父が「この子はお父さんが飼います」とコロッと意見を変えていました笑
話を聞くと、夜中父のふとんの周りでウロチョロしていたらしく、父は踏んづけてはいけないとほとんど寝ずに、この子を眺めていたようです。その間に愛着が湧いて、どこか別の家に引き渡すことができなくなったようでした。
こうしてこの子に「よしちゃん」と名付け、一緒に暮らし始めました。
実は我が家にきたとき、オスだと言われていたので「よしたろう」とつけていたのですが、メスだとわかりそのまま「よしちゃん」になりました。
父はひとり「クロ」と呼んでいます。
よしが来てから1年後、また母は猫を連れてきました。
この子は、道で親猫と兄弟猫と一緒に彷徨っていたのを、母の友人が保護して、母が連れて帰ってきたそうです。
柄が綺麗な三毛猫だったのですが、しっぽが全く動かなくて、鼻水も出ている状態でした。
しっぽはこのまま壊死するだけといわれ、すぐに手術で切断しました。
よしは最初かなり嫌がっていたのですが、次第にこの子の顔をなめてくれるようになったので、このまま家で飼うことにしました。
この子は、つくしと名付けました。
■保護猫ボランティア
母は私と妹が家を出て、母自身が病気をし働かなくなったのをきっかけに、保護猫ボランティアの活動をすることにしました。
ボランティアは、人間に慣れていない猫をお世話し、里親が見つかるまでの間、人間に慣れされることが大きな目的です。
拾われてすぐ人間に甘えてくれる子もいれば、人間を警戒して、ビビり散らかしてる子もいます。
人間に飼ってもらえるレベルまで慣れた子は、譲渡会にいったりして、新しい家に迎えていただきます。
だいたい兄弟で拾われる猫が多いので、我が家もたくさんの子を迎えて、送り出してきました。
たくさん猫を送り出してきた中で、悲しいこともありました。
我が家で預かっていた猫を、家に迎えたいと言ってくださった方がおり迎えていただいたのですが、1週間後その方から戻されてしまったのです。
その方は、猫を3匹受け入れたいと我が家にいた猫含め一度受け入れたそうなのですが、その中で気に入った子1匹を残して、残り2匹を戻したみたいです。
それを聞いた母は、戻ってきた子が可哀想とすごく悩んでしまい、父も可愛がってた子だったので、どうにか新しい里親に出会えないか探ったようなのですが、この一件で両親よ愛着が湧いてしまったようでそのまま我が家で飼うことになりました。
その子は、ハナちゃんといいます。
ハナは戻されたのが信じられないくらい人懐っこくて、今まで見てきた中で1番飼いやすいだろうなという、すごくいい子です。
なかなか里親が見つからない現実はありますが、たくさんの出会いがあり、両親は幸せな日々を送っているようです。
■猫を飼うときに必要なこと
・よく家を空けるのであれば2匹飼うことをおすすめします
猫は自由気ままといいますが、猫も結構甘えん坊で寂しがり屋です。
なので大変に思えるかも知れませんが、2匹からスタートしたほうが安心だと思います。
あと、猫のコミュニティで学ぶことも多いようで、、、
例えば、うちのよしも家に来た当初は人間にじゃれていて、よく父の手を噛んでいたんです。
しかし、つくしが来てからつくしがよしを噛んで遊ぶようになったんです。そうすると、よしは「噛んだら痛い」ということが分かったのか、人間を噛まなくなったんです。
人間が遊び相手にならなくても、猫同士で遊んでくれるもの結構メリットです。
・必要な医療行為は、ワクチン接種と避妊・去勢
保護猫を受け入れるときは、上記2つが済んでるか確認しましょう!
もともと野良猫だった子たちは、虫を食べてたりするので、病気を持っている可能性が…
まずは病院にいき、病院を持っていないかを検査してもらいワクチンを打ってもらいます。
また、家の中で飼うといっても、脱走しない可能性は0ではないです。なので、避妊・去勢を必ずしましょう。子猫のときはまだする必要がないので、子猫を受け入れる場合は、成長してから手術をしましょう。
◾️まとめ
かなり長く書いてしまったのですが、保護猫のことが伝われば嬉しいです!
私も猫を飼いたいなと思うのですが、一人暮らしだとなかなか難しく、、、
実家に帰った時に癒されてます!
猫が来たら生活レベルはかなり変わると思うので、ぜひ猫と一緒に暮らす生活を考えてみませんか?
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