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先輩に決闘挑んだら集団リンチされた話

初めに

このnoteは自己紹介にあった経験の一部を、より細かい部分までお話する記事になっております。

もし自己紹介を見られてない方で、お時間がある方は先に見て頂く事で、より楽しめる内容になると考えております。
こちらにリンクをご用意しておりますので、よろしければご確認下さい。
https://note.com/minnanonote/n/n6ef162739115
現在紹介者の確認をしておりますので、こちらはクローズしております。押していただいた方申し訳ございません。確認取れ次第更新致します。

おまたせ致しました。
それでは、本編スタート致します。

先輩に決闘挑んだら集団リンチされた話

中学を卒業し高校受験。
親に金銭的迷惑を掛けたくない俺は公立を受け合格した。

理由は毎回お金の事でいがみ合う親を見て
なるべくお金の面で負担になりなくなかったからだ。

これを見た皆さんは貧乏な生活をしていたんだな…
と思われるかもしれないが、そんな事は無い。

普通にゲームを買って遊んでいたし、小遣いも貰っていた
頭を悩ませる様な困った事は無かったと思う。

唯一困った事があるとするならバイトが夏か冬の長期休暇にしかできない事くらい。

父と母はどんな人物か簡単に紹介をさせて頂きたい。

父は仕事に真面目に行く人

毎回仕事が終わって帰宅すれば疲れて就寝。
たまに起きて元気な時にご飯に連れて行って貰うのが好きだった。

母は専業主婦

若い頃は宗教に連れて行かされ、意味もわからず念仏を唱えさせられた。
これが夫婦喧嘩の発端でもある
母は宗教活動で送迎などで駆り出され、バイトしても長続きしないのだ。
父には浮気疑惑・母は宗教、喧嘩は絶えなかった。

しかし、それでも母は母
いつもご飯を作ってくれたり、子である自分に尽してくれた。
※後に母をガンで亡くすのだが、また別の話で

高校生活スタート

高校へ登校するに当たり問題が‥
中学の友達が別の高校に散らばり過ぎた事だ。

顔なじみは全くいない。

入学したらぼっち(笑)
登校は毎日電車、先輩は柄が悪くて怖い。

漫画の【今日から俺は‼】をご存知だろうか?
金髪の主人公の三橋と伊藤の学園不良コメディである。
あそこまでは激しくはないがタバコを吸ったり不良と呼ばれる先輩も多かった。

友達

高校生活をスタートし、いくらか会話する仲間が増えた。
しかし、2〜3人程度だが(笑)
明るく話せれば良かったのだが、恥ずかしさが先行しムスッと黙るタイプだった。
実は【今日から俺は‼】が好きすぎて感化された、ツッパリもどきの陰キャである(笑)
距離感を勘違いしたしつこい友達?とは距離を置き、話しが合う仲間2人と常に絡んでいた。

辛い学校生活の幕開け

学校に入ると部活に入らなければならない。
この高校には中学でやっていた部は無く、やる気が無かった。
一応、見学で柔道部に行く。
なんと!!そこには絡みたくない同期が、とりあえず2〜3回見学に行き、ソフトテニス部に入った。

しかし、この行動が柔道部の3年生の目に止まってしまったのだ。
柔道部の先輩曰く、入るつもりなのに逃げた。
自分としては、苦手な同期もいるし、体験のみで終わらせた認識だった。

今でも、先輩がどういう想いだったのかはわからない。
しかし真面目に柔道をやっている先輩だったと思う。
申し訳ないが認識は無い。
入部する・しないでの何か言葉のすれ違いがあったと思う。

柔道部の先輩から度重なる嫌がらせ

ソフトテニス部に入ってから、優しい先輩方と気楽に部活が出来ていた。
後に部活が面倒になり、友達とサボりまくり帰宅部になるのだが…。
そこは本題ではない。

部活が終わり帰宅する。
電車を待つ人の中には柔道部の先輩。
電車が1時間で1〜2本の電車では仕方ない事だが、できる事なら顔を合わせたくはない。

一応、先輩に挨拶を済ませ行こうとするが、肩で当たって来たり、舌打ち…。会えばそんな感じだ。
正直、しつこい人が嫌いだ。
ストレスが溜まり学校に行きたく無くなって来た。

そんな時だった。

悪い先輩との出会い

電車のホームへ向かう時、陸橋があるそこを渡らないと帰りの電車には乗れない。
陸橋を登りまっすぐ歩くと、タバコを吸って座っている先輩が…。
会釈をして通り過ぎようとすると先輩が
『おい、お前ちょっと来い』
いやいや、ちょっと待て俺が何をした…そう思いながら近寄る。

ちなみにこの時は極度のコミュ症かつタバコ吸ってる先輩が怖いのもあり、めちゃくちゃ挙動不審だった。

先輩は自分にこう告げる。
『お前柔道部のアイツに絡まれてんだろ?俺もアイツムカつくんだよ。お前さ…負けたら助けてやるから喧嘩売れよ』
正直、しつこく絡んでくる先輩にうんざりしていた自分には、喉から手が出る様なありがたい言葉だった。
勿論答えはYESだった。

しつこい先輩に喧嘩を売る

絡んで来たら喧嘩を売る。
その思いで自主トレや筋トレ・ダッシュなどを行い、万全の準備を整えた。
相手は柔道3年は確実に続けているが、負けてもバックに先輩もいるからと高をくくっていた。

そして、ついにその日はやってきた。
電車の中で、絡んでくる先輩に、これまでの鬱憤を吐き出した。
『お前しつこいんだよ。そんなにやりたいなら、やってやるよ』
場所と日にちを指定しその日に備える。  


この時、まさか自分が味方と思っている先輩達に囲まれてボコボコにされるとは夢にも思わなかった。

いざ決闘

場所は皮肉にも柔道場・ガラの悪い先輩や嫌いな同期などが周りにいた。

先輩と対面する。

頭の中で『お前は俺に勝ってもボコボコにされるんだ。ざまぁみろ』と思いつつ、開戦!!

格闘技経験も無く喧嘩もした事の無い高1が柔道ガチ勢の3年生に勝てるか?これは漫画ではない。そんな神展開は起きないのである。

先輩にパンチとローキックを繰り出し攻撃が当たる。

しかし全く相手にダメージは無い。寧ろ蹴った自分の足が痛いレベルだ。

お返しとばかりに右ストレート、ボディがヒット。口の中に血の味でいっぱいになり、息がし辛い状態になり、あっさりやられたのである。

倒れつつも頭の中では、『勝負には負けたがお前もこれから同じ痛みを味わうんだ』と言う思いだった。

予想打にしない出来事

勝負に負け、先輩にバトンタッチのつもりでいた自分だが、ここで予想もしていなかった出来事がおこる。

自分に勝負しろと消しかけた先輩が自分に寄ってくる。
そして、自分の腹に蹴りを入れたのである。

正直、意味がわからなかった。
何が何だかわからないまま、囲まれ、殴られ蹴られを繰り返した。

起死回生のチャンス

先輩達に集団で殴る蹴るなどボコボコにされ。

先輩達は疲れたのか話しだした。
一瞬生まれた隙を見て自分は逃げ出した。
柔道部の3年生一人にも勝てない上に複数人追加…これは無理である。

そして職員室へ駆け込み、救急車で運ばれるのである。

救急車で病院へ

病院では2週間くらいだろうか、最初は脚に激痛が走り杖が無ければ歩けない状況。
また眼球の骨が折れていた様でかなり腫れていた。
しかし、学校を辞める事は考えなかった。
喧嘩に負けても心では負けたく無かったからだ。

退院

病院を退院し、喧嘩相手の先輩と家族が謝罪に来た。お互いに仕方なくという感じみえみえだった。
俺としては、なんならもう1回喧嘩を吹っかけてやろうとも思ったが結果は見えている。
それからは、変わりなく学校生活を送り無事に卒業し、今がある。

今、あの時を振り返る

今回の原因は、自分の陰キャや挙動不審な言動などが相手に勘違いをさせてしまったのが原因だと考えている。
しかし、後悔はしていない。


何故なら今こうして生きているし、この話を伝えられるからだ。
この話を見て私を見下したり、見損なったりする方もいるかもしれない。

しかし、それはそれで良い。
何故ならそれが見てくれたあなたの感性だからだ。
私が、何故この話をしたか?

それはどんなマイナスな事もプラスに置き換える様にしているからだ。

確かに、喧嘩売ってボコボコにされたらダサいし恥ずかしい。

しかし、考え方を変えることでどうだろうか?

こんな馬鹿な奴もいるんだな…自分も気をつけよう、頑張ろう。 

もしも、そう思ってくれる方も中にはいるかもしれない、だから私はどんな事も惜しみなく話して行こうと今は考えている。

ただ、物事は状況によって変わるので、今このnoteを見て頂いた頃には私の考えも変わっているかもしれない。
何故なら常に考え、自分のやりやすいように組み替えたり、工夫をする様にしているからだ。

最後まで見てくれて、ありがとうございます。

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