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観察週報vol.3 〜感情の蓋のはなし

今週は一週間過ぎるのが早かった。この生活に慣れてきたんだろうなぁ。

と考えたら途端に6ヶ月を予定している休職期間があっという間に過ぎ去ってしまうような予感がして、お休み期間中にやりたいことを書き出したい気持ちになった。

やりたいことリストを作ること自体はメンタル的にも良いことだとは聞いてるんだけど、今の私はただタスクに落とし込んで消化していく“仕事のかわり”が欲しいだけなのかもしれない…と感じてちょっと二の足を踏んでいる。

ゲームやってても、メインストーリーよりサブクエストのタスク消化のほうを優先しちゃうもんなぁw

体調はほんの少しずつ回復してきていて、それでもまだご飯食べたあとは消化に体力を持っていかれる。湿疹もまだ治らない。

感情の蓋

カウンセラーさんには「それだけ体痛めつけてたってことだよ」「感情に蓋してた期間が長かったとしたら、快復するまで時間かかるかもね」と言われた。

感情に蓋してるつもりは全然なかったんだけど、カウンセリングで話を聞いてもらってるとき、私は事実ばっかり話して自分の感情はあまり触れないらしい。高校時代以降のエピソードはそのときの感情もセットで思い出せるんだけど、中学時代まであんまり良い思い出がないせいか感情の記憶が思い出せない。

小学校5-6年生から中学生くらいのときは今思えば完全に中二病で、いじめられてて嫌な気持ちをしたときに冷徹クールキャラに憧れてた気がする…具体的にどのキャラに憧れてたかは思い出せないけど。

世代的には藍染隊長とか好きでしたね

「仲間外れにされても悲しくないもん」とか、「誕生日祝ってもらえなくても誕生日なんて普通の一日と変わらないもん」とか、そんなことを自分に言い聞かせて冷徹キャラになろうとしたというか。
あー書いてるうちに思い出してきた…

そして反抗期は親にキレるタイプではなく親との会話を拒絶する方向でグレていて、今でも親と何を話していいか良くわからない。

「何を話していいのか分からない」の原因は間違いなくFF8のこのセリフのせい。最初にこのセリフを見て「確かに自分の思ってることなんて話したってしょうがないな」って思ったし、それは今も続いてる。

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自分の気持ちを誰かに話して救われた経験もたくさんしてるのにね

当時小5の私はスコールに大変感情移入していて、でもこのときはまだゲームが下手だったから自分でゲームを進められてたのは中盤くらいまでで(ラスボスのあたりは親がやってるところを横で見てた)、だからリノアに心を砕き始める前のスコールに対して「あぁ、こういうふうに考えれば良いのか」なんてインプットを受けていた。

大人になってもう一度FF8をやってみたら、リノアが倒れて以降完全に別人になったスコールを見て「この人こんな一途でそれ故暴走しちゃう感じのキャラだったっけ?」って思ったのを覚えているw

本音を言えない

休職の少し前に会社のひとに「いつも本音言わないよね」って言われたことを思い出した。

私はそのとき「全然そんなつもりじゃないんだけど、私そんなに嘘つきだと思われてるってこと?」と言って、「本音の反対は嘘だと思ってるのヤバくない?本音の反対は建前でしょ」と言われた。

私は思ってることを頭で認識するより先に態度に出てしまうタイプで、そのせいで怒られたりからかわれたり損することが多かった。だから元々はポーカーフェイスのできる「何考えてるのか分からないキャラ」になりたいけど出来ないんだよねぇと笑ってた。

対して、今の会社は社員が片手で数えるほどしかいなくてコロナの前はしょっちゅう飲みに行ったりもしてコミュニケーションが非常に濃密で、凄くアットホーム()な感じだった。たくさん本音で話してた。
それがコロナで飲みに行けなくなったことと客先常駐の案件がスタートしたこと、仕事がどんどん忙しくなったことが重なりまくって会話の機会が随分と減って、すれ違いが増えたし大きくなった。

一番辛かったのは「飲み会でこんなこと話すな」「こんな態度取るな」「後輩の前でこんなこと言うな」「客の前でこんなこと言うな」と怒られが続いたこと。
そりゃあ本音なんて言わなくなるよね。だって怒るじゃん。
コミュニケーションが減ったことで社長の思う私の理想像が凝り固まったんだろうな、だから癪に触ったんだろうなとは思うんだけど。

そうやって本音を封印してきた弊害で感情の蓋を閉める力がどんどん強くなっていったんだろうなぁと思った。

感情の蓋と本音の言う言わないはきっと関係ない

まぁでも多分、感情に蓋することと本音の言う言わないは関係なくて、今の私の反応プロセスみたいなものが下記だとすると、

態度(物事への反応)
 ↓
思考(なんでこんな反応になったか考える)
 ↓
感情(あぁこういう気持ちだったのかと自覚する)

これを正しく「感情→思考→態度」の順番にしてあげたら、感情に蓋せずに本音も言わないミステリアスキャラになれるんだろうな、という予感がしている。

メンタライゼーションを勉強する

何だか最近、ちょっとずつ運気が良くなってきている気がする。必要なときに必要な、出会いたい情報に出会える状態は私にとって運気が良い状態。世の中的には引き寄せって言ったりもするけれど。

メンタライゼーションの本は正しく今の私に必要な本だし、この本を読んだスラムのみんなと少しずつ本の内容を実践出来たらいいな。

感情の蓋を外すのはカウンセラーさんにも手伝ってもらいつつ、感情に蓋をしない技術を身につけていきたいな。
でも私は共感性が高いのでひとから感情を貰いすぎないような線の引き方も一緒に習得したいなぁなんて欲張りなことを思いました。


おしまい。

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