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3環状ってプチサグラダファミリアなの?

今日の路線=C2 中央環状線、C3 外環道、 C4 圏央道

こんにちは。

夜型生活を朝型生活に治す薬が欲しいです。


今日の話は「3環状」について。

そもそも3環状とは都心の混雑緩和のために計画された「3環状9放射」の道路構成から成る道路案の環状部分を指します。

その3環状というのは
(内側から)

① 首都高速中央環状線
② 東京外環自動車道
③ 首都圏中央自動車道

でございます。

順に、中央環状、外環、圏央道と呼ばれてます。

位置関係は

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(出典 国土交通省関東地方整備局HP 10/15閲覧)

こんな感じで、地方からの車の流入を分散させることで都心の交通飽和を緩和しようという狙いの計画です。 

中央環状線は、最後まで未開通だった3号渋谷線大橋JCT〜湾岸線大井JCTの区間が2015年3月7日に開通し、全線開通!

圏央道は、未開通区間はあるものの全てにおいて事業に着手しており、2025年全線開通予定!

残るは外環道なのですが、、、

東名以南の区間がいつまで経っても調査中のままです、、、、

ちょっと前には

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(朝日新聞 2018年6月2日朝刊8面 筆者撮影)

千葉側の湾岸線接続区間が開通するなど、確実に事業は進んでるはずなのですが、、東名以南は調査中を表す丸印囲みだけなんですよね、、、がんばれ、、、(何を)


ここまで今現在の3環状の開通状況を述べてきました。まだまだ3環状完全開通は先のようです。


実はこの3環状の計画は、

昭和38年(1963)、首都圏基本問題懇談会中間報告書において発表された「都市間高速道路整備構想」に記載されています。(出典 国土交通省関東地方整備局HP 10/15閲覧)

え、、、、?

1963年、、、、、、?

両親すら産まれてないですやん、、、、、。

計画スタートから57年経っても全部出来上がらず、でも計画通りそのまま作り続けてるのは日本のプチサグラダファミリア。

両親がよく、「〇〇年完成予定!」とかいうのを見るたびに「この時まで生きてるかしら〜笑」とか冗談を飛ばすのですが、

外環自動車道は、私さえも全線開通する前に死んでしまうかもしれない。

今日はここら辺で。


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