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大学に行く理由

こんにちは!みすです!

去年の12月頃、本田圭佑選手がTwitterで大学に行く理由についてアンケートをとっていました。その選択肢は「就職しやすいから」「給与が高くなるから」「外国で就職しやすいから」「学んだ知識が社会の役に立つ」となっており、その他の理由の人はリプで各形式でした。

私はここに日本人の「勉強」に対する偏見が強く現れているなと感じました。私は昔から少し頭がいいです。そして、勉強が大好きです。こういうとガリ勉だとか見た目に関心がなさそうといったイメージを抱かれるかもしれませんが、普通に化粧もすれば髪も染めます。他人とコミュニケーションをとるのも好きです。

しかし、中学生までは引かれるのではないかと心配して勉強が好きだとは言えませんでした。高校で進学校に進んでからは、共感してくれる友だちがたくさんいて、勉強が好きでもいいんだと思った記憶があります。

私が大学へ進んだ理由は自分の興味のある分野を学びたかったからです。ただそれだけです。

 しかし本田選手のツイートを見る限り、世間一般で勉強がしたいから大学に行くという価値観はあまり知られていないのだなと感じました。

マンガでも大体受験生で勉強があるからと冒険を断るキャラクターは空気が読めないお堅い人物として描かれます。子どもの頃から勉強が好き=ガリ勉、恥ずかしいという印象を植え付けられていれば仕方の無いことだとも思いますが、スポーツを頑張るのはいいのに勉強を頑張るのは偏見の目で見られてしまうのが不思議でたまりません。

全員が勉強を辞めて冒険に行ってしまったら、誰が医者になるのか、薬をつくるのか、教師になるのか、弁護士になるのか。勉強を馬鹿にしていた人が生きていくうえで必要とするのは必死に勉強した人です。

もちろん、勉強だけが全てじゃないことぐらいわかっています。しかし、本田選手はもし怪我をしたら、「私は大学に行かなかったが思いきりはある」と言っている医者に手術をしてもらうのでしょうか。発言力がある人だからこそ、社会にはそれぞれの役割があって、大学で勉強したい人もいるのだと知っていてほしかったなと思います。

私もこう言ったからにはこの先も知識を蓄えていきたいと思います。