ユル妊活記録_16【胚移植】

採卵が終わり、結局成熟卵は左側の3個のみで、右側の3個は培養して1個成熟しました

その後、左側の3個のうち1個は分裂異常で使えなくなり、右側の1つを受精させたものの、これも使えないとの連絡がありました

移植日当日、先生から残り2個の説明を受けました

まず、1個はほぼ完璧なエリート卵

もう1個は中の下くらいで、培養していい状態になれば凍結することになりました

先生としても、わたしの年齢ならもう少しいい卵がいくつか採れると思っていたらしいので、この結果に疑問があるようでした(今までの検索結果はむしろ良好だった)

でもわたしには心あたりがありました

20歳くらいに無理なダイエットをして生理が止まり、そのまま10ヶ月ほど放置して、やっと婦人科に行ったら子宮が萎縮して閉経間近との診断を受けたのです

その後、色々と治療したり生活を変えたりして、今では体温表もくっきり2層に分かれて生理も周期的にきて、エコー検査では子宮を褒められるようになりました

でも若い頃の過ちは、そう簡単にはチャラにならなかったのです

右側の卵巣の卵は発育不足、左の大きい卵も異常が目立つ

先生曰く、過度のダイエットなどは脳にダメージを与えるので、一見分からないけど様々なところに影響を及ぼすのだと

ショックを受けているわたしに、受精卵はふたりで作るものだから、どちらか片方悪い訳じゃないし、最高クラスの卵が1つ出来てるのだから喜ぶべきこと。過去は変えられないけど、未来に向けて前向きに取り組むべきと話してくれました

男性不妊で顕微受精までたどり着いた私たちですが、採卵しなければわたしの問題は見逃されていたかもしれません(実際、今までの検査では何も異常なしとされてました)

なんだか最近、連日の自己注射や採血、座薬などで心の余裕がなく、なんでこんな事しなきゃいけないんだろう…旦那のせいなのに…と、密かに思ってしまってました

でも、不妊の原因はわたしにもありました

旦那さんにも、新しい命にしてあげられなかった卵たちにも申し訳ない気持ちになって涙が止まりませんでした

今日、たったひとつのエリート君を移植しました。ちょっと下腹部がジンジンする感じですが、血は出てないようです

しばらくはオフィス出勤は取り止めてテレワーク専門でやろうと思います(会社に相談せねば…)

あまり考え過ぎるのも身体に悪そうなので、今後のことは成り行きに任せます

💰本日のお会計💰¥38,266(ほぼ膣錠代)、追加振込¥88,000(透明体開口法¥33,000/胚盤胞培養¥55,000)