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話した方は忘れる。

生まれた時は違いましたが
自営業という環境柄、
私は結構家族から色々な
話しを聞かされて来ました。

私の両親はかなり以前は
かなり遠いところ(九州など)
仕事へ出かける事もあり 
特に母はそこで出会ったお客様の
お話しをしてくれるのが
私の楽しみの一つでした。

母は良く色んな人から 
声をかけてかけられる人で
滅多に行かない九州では
自称易者のお客様に
「あなたの背後で白髪のおばあさんが
耳を塞いでいる〜」とか
その当時ミンクを飼育していたのですが、「その飼育場のある場所の
土地を汚すから宜しく無い」
など、なんかオカルト的な
事を言われたりもしばしば。
因みに白髪のおばあさんとは
私の祖母の事だと思います。

今となっては、色々と仰る通りで
要するにミンクを飼育する事は
この日本では辞めた方が良い事で
ある事を教えてくれたのかな?
と言う感じです。

他にも遡ると私が子供の頃母は
40代くらいで大病するよと
これ又手相を見る方に言われ
その通りに後々40代で癌が見つかり
生死を彷徨いましたが、幸い
乗り越えて今も何とが元気です。
その大病中に母が見た夢の
話しをしてくれ、
兄と、私と母で豪雨の中、
傘を私が持って細い橋を
何とか渡りきったそうです。
その時母は私が傘を持っていない
事に気が付き
「傘はどうしたの?」と私に
聞いたところ
「あのおばちゃんにあげたよ。」と
言っていたそうです。
あのおばちゃんとは
当時母が入院中に同室だった 
方らしいです。

などなど。
ちょっと怖めな話しが
結局印象に残るので、
私もこうして記しているわけですが、
しかしながら、これらの
話しを熱り冷めた時に
母に聞いても、
結構覚えていない事が
多いです。😅
「そんな事あったんだねー。」とか。

そうですよね。
母みたいに
忘れた方が良いのかも
知れませんね。

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