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認知症バッヂ



30年近く前の
祖母が認知症の時は
気がつきませんでしたが、
父が患ってから
思いついた事があります。

我々は家業を営んでいるので、
母と一緒であれば、父も
週の半分くらいは仕事場
(接客の場)に身を置いています。

父は見た目は歳より少しばかり
若く見えるので、
時々知り合いの方が見えると
「お元気そうですね?」と
父に話しかける訳です。
父もその辺は商売人なので
テキトーに話しを合わせる事は
出来ています。
冷静に
「だいぶ頭の中が
ボケて来ているから〜」と
自分の状況をちゃんと
説明しながら
会話を進めています。

日常生活では
母と一緒ならば
普通に過ごす事が出来ますが、
認知症バッヂの必要性を
感じる出来事がありました。

先日記しました様に
父と母、私と夫で野球観戦に
行った際に、父は気軽に1人で
トイレに行き、
母もうっかりでしたが、父は
席番号も持たないまま
暫く戻らずで、
私はあちこち探し周り
ちょっぴりヒヤッとしました。
結果的には
館内スタッフの方に
無事保護されまして
お陰様で大事には至らずに
済みました。

認知症の人が今回の父の様に
人混みに放たれたりした場合
例えばコンビニや
お店の中で、本人が突然状況が
分からなくなってしまった
時にお店の方や
お客様でもバッヂを見て
認知症と判断して
下されば、その家族の方々も
とても心強いと思うのです。

デザインも少し考えました。

絵は幼稚になってしまいましたが、
少し大人っぽく
素敵な雰囲気の勲章バッヂ
にして、
認知症には度合いが様々なので、
色で状態を判別
できるようにします。

銅色は軽度
銀色は中ぐらい
金色は手助けが必要

中心には英語で認知症の
Dementia の頭文字を
使って「D」
の文字。平和感ある
緑にしました。

既に世の中にあるのかも
知れませんが、世界共通で
使えるこんなバッヂが
車の若葉マークや🔰
シルバーマークみたいに 
普通に皆さんに浸透すれば
良いなと思っています。

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