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【みんじゃず】㊙︎レッスン② 音の度数について

【みんじゃず】、
みんなでジャズを演奏したり
聴いたりするためのチャンネル
これを主宰している
ジャズ・ピアノのOTAKAです
今日はコードネームの書き方
読み方について
お話ししていきたいと思います
コードの書き方って人それぞれですよね
ボーカリストなんかでご自身の譜面をね
書くときにコードを
どうやって書いたらいいんだろう
参考書からコードを
書き換えるときに、これどういう意味なんだろう
ちょっとよくわかんないな
そんなこともあるかと思います
楽器の人でも
このコードとこのコード、書き方違うけど
同じじゃないかなとかね
色々あると思います。この譜面は読みにくいとか。
そういうことにならないために
一応コードの書き方の今日は知識を
ここで僕の約20年の
演奏経験の中で体験したことから
まとめたね知識を
ちょっとここでご紹介したいと思います
コードっていろんな書き方があるんですけど
コードネームと呼ばれる
譜面に書いてあるコードっていうのは
実は4つの情報が入ってるんです
4つの情報しかないんです
例えば、Dm7♭5th
こういうコード見たことあると思います
①、②、③、④、この4つの
情報が実は入ってるんですね
どういうことかご説明すると
最初にでっかいアルファベットが書いてあります
コードって。これが何なのかっていうと
この①の部分はコードのルートですね
コードの一番低い音が
どの音なのかってことを示してるんですね
これはわかると思います
ABCDで
ドレミファソラシドを読むわけです
小学校でよく習うドレミファソラシドは
これはドの音がCなんです。
C、D、E、F、G、A、B、C。
どの音が一番低いルートに来ているか
それを示しているのが①の部分です
でかいアルファベットの部分。Dm7
なんとかだったら、Dの音が一番低い音で
コードに使うんだな、と。
楽器の人もピアノやギターの人も
管楽器の人、歌の人でも
わかることかなと思います
そして次です
2番目の情報は、次のところ
小さいmが書いてありますが
これ何なのかというとですね
2番目の部分はですね
実はルートから見て
3度目の音がメジャー3度なのか
マイナー3度なのか
これを示しているんですね
そうなんですよ。3度目の
音がメジャーかマイナーかっていうと
その和音の
明るい感じか暗い感じかが
だいぶ変わってくるもんですから
大事なんですね
メジャー3度の時は何も書かないんです
マイナー3度の時だけ小文字のmですとか
あるいはmin、マイナーの
省略を書いたりとかですね
あとは-っていう
風に書く人もいますね
ジャズでは-って書く人が一番多いかな
やっぱり速い曲なんかね瞬時にコードを見ないと
ミスの素ですから
ちょっとでも瞬間的に判断できる書き方をね
ジャズの人はします。
-がついてるか
ついてないか
mって書いてあるか書いてないかが大事です
ここがルートから見て
3度目の音についての情報が
書いてある場所でした
さあそして続いてこの3番目のブロック
ここに7って書いてあったりします
これなんなのかって言うと③はですね
ルートからみて
7度目の音が
ドからみたらシのことですね
シの音。シの音が
メジャー7度なのか
ナチュラルなシなのか
マイナー7度なのか
♭がついたシなのかね
これを示しているわけです
ドレミファソラシの7度目の音が
メジャーな7度のときはですね大文字のM
あるいはMaj、あるいは
M7、あるいは
△を書く人もいます
△7って書く人もいます
それからちょっとこれはね
今すぐには理解不能かもしれませんが
6って書いてあった場合も
7度目の音はメジャー7度を使います
あるいは何も書かないという人もいます
一方、7度目の音で
マイナー7th、マイナー7度を使う
コードの時は、7って書くんですね
ただの7って書いてあるんですけど
これは♭7のことなんですね
間違いやすいかもしれない
最後に、なんか
ここに色々書いている人いますね
#なんとかとか、♭なんとかとかね
ここが何なのか
この4番目のブロックはですね
テンションっていうやつですね
テンションと呼ばれる
通常のスケール、普通に使う
そのコードで普通に使うスケールにはない
音を使う時は
ここに書いておくんですよね
変な音がここに書かれるっていうことで
覚えておいてください
使われるものは、ここに例と書いてありますけども
これが全部です
♭5、#5、♭9、#9
#11、♭13。この
6通りをテンションについては
コードに書きます
よく#も♭もついてない音
例えば9とか13とかって
コードに書いてる人がいますけども
現代のジャズではそれは書きません
ロックの人なんかよく書いてますけどね
もうスケール上の音は
ピアニストやギタリストは普通に使いますのでね
それをわざわざ書かなくても
使うかどうかは
コード楽器の裁量に任されていますので
書かないんですけど
この6通りの音を使う時だけは
ちょっと普通のスケールじゃ合わないよって
いう意味で書いておくことが多いですね
この時♭をー
#を+と表記することもあります
変わった音がついてた時
コードについてた時はちょっと普通と違う
面白いスケールですね
音階を使うことになります
それについてはまた別な動画で
またご説明したいと思います
コードとスケールの関係についてはね
また改めて説明したいと思いますが
まず今日は書き方の話なので
なんか変てこなのがついてたら何か変わった
スケールを使うんだなと
普通じゃないんだなと。
そういう認識でいいと思います
その他にコードを書くとき
コードの書き方で
4つ、面白い記号を使う時があります
1つはハーフディミニッシュと呼ばれる
ø
これはm7♭5の
略号なんです。
ハーフディミニッシュと呼ばれるやつです。
字がいっぱいあると
一瞬で理解できません
速い曲なんかだと、
この5個の文字の情報をね
瞬時に理解するのは難しいので
こういう記号でね
一瞬で理解できるようになってるわけです
それから〇って書いている人がいます
これはdimって
書いてあるものと同じで
読みはディミニッシュって読みます
どんな音やスケールを使うのかは
また後日改めてね
他の動画でコードと
スケールの関係をご説明します
それから、+って書いてあるときがあります
これはaugっていうのと同じで
読み方はオギュメンテッドって読みます
ちょっと変てこなスケールを使います
また改めて説明します
それから、altって書いてあるのもあります
オルタードって読むんですけど
これもちょっと普通じゃない
音を使っていいよっていう合図なんですね
この辺がコードの書き方の情報でした
これがすべてですね
ですのでこれも
【みんじゃず】のマガジンの方に
また載せておきますので
リンクは下に貼っときます
わからなくなったら是非
辞書のようにお使いください
同じコードを色んな書き方してますけど
1つの譜面の中では
統一しておいた方がいいです
こう書いてもいいのか
ああ書いてもいいのかっていうことで
色々な書き方をしてしまうと
その譜面を見た人はみんな戸惑ってしまうので
1つ譜面の中では
メジャー7thだったら
この譜面では△でいくよと決めて
一貫性を持った譜面が
この人の譜面は
ちゃんとしてるなっていう信頼にも
つながりますので
1つの譜面の中では一定の決まりを
自分の中でルールを作ってね
コードを書いていく
これがいいんじゃないかと思います
それからこういった知識があれば
伴奏を頼まれた時
譜面をパッと渡されて
ちょっとここら辺おかしいけど
多分こういう意味なんだろうなと
愛のある解釈をしてあげることも
できるようになります
こういったコードの書き方の知識で
是非知識としてね
頭に入れておくといいと思います
以上、今日の【みんじゃず】でした

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