道東旅行備忘録

つらつらと書いてみたくなったけど、ネタが浮かばなかったので道東旅行について書こうと思う。楽しかったので。

ドライブ欲のために、前日に「どこか遠くへ!!」とか言い出した私。両親「え〜?(嫌な顔)」。それでも最北端か最東端かで迷い、私が未踏である最東端に車中泊で行く提案をのんでくれた。白老のウポポイ日帰りと迷ったけどそれはまた別日に。

ということで、1日目は300キロくらい高速を運転した。道民ドライバー、速い。20キロオーバーとか当たり前だし、法定速度で走ってたら抜かされまくり。こわ。その流れについていったおかげでだいぶ移動時間短縮されたけど。運転楽しい。

スパカツとザンタレを食べたかったら、両方食べられるお店を求めて釧路空港へ。阿寒インター降りたらもう湿原ぽいし、すごい田舎でアクセスは悪いけどタンチョウ推しでお土産屋さんも整っててよかった。関空からも飛んでるから今度こっちに降りようかな、と呟いたら、歩いて帰ってきなよと母に言われた。ひどいや

釧路湿原を横目に素通りして根室へ車を飛ばす。私が助手席で爆睡してる間に、パパが一般道を高速道路よりも飛ばす。ねえ、おまわりさんいたらどーすんの?!北方館の閉館が迫ってたから急いでくれたらしい。そこには望遠鏡がたくさんあって、3キロ先にあるロシア領土の島とか、灯台とかが解説付きで見れた。近さにびっくりした。ここをめぐって日ロは争ってんだなあ。大戦の最後にソ連が侵攻してきたときの日本人の最期や、しばらくは民間人が仲良く暮らしていたことの展示があった。最初に仲良くなったのは子供同士らしい。やっぱり子供の無邪気さってパワーあるし、日本人とロシア人が家で一緒に笑ってる写真を見ると国境っているのかなって気持ちになった。北方領土資料館で資料をとりあえず回収して、納沙布岬へ。本土最東端!両親は令和最初の日の出をここで車中泊して見たらしい。ふーん、ミーハーじゃん。夕方だし海風寒いし曇ってるし、で5秒で帰ったけど、ここからも北方領土らしきものが見えた。帰りは半島の南側を通ったけど、そしたら青看板が日本語、英語にロシア語が混ざってた!新鮮!

夜ご飯は根室花まる本店で回転寿司。結論、回転寿司はトリトンしか勝たん。

お風呂は浜松町で。ルパンの作者の故郷らしく、ルパングッズが取り揃えられてた。暖簾もルパンになってて面白い!そして厚岸の道の駅で車中泊。小さい頃は家族四人で子供が強制助手席で座り寝だったけど、ドライバーになった今は後ろでちゃんと仰向けで寝る権利を得た!後ろだとやはりよく眠れました。

明朝、釧路の和商市場まで1時間。ここは勝手丼が有名で、ご飯を持って市場を歩き回って、好きな魚を載せてもらう。網走のホタテとか釧路のクジラとかひらめとかをチョイス、道東産のものだけで美味しい勝手丼が作れる、さすが北海道って感じ。店員さんわさびで泣いてたけど大丈夫そ?

帰りは釧路湿原を見晴らせる高台に行って景色を堪能し、タンチョウを見つけたので車を止めて写真を撮るなどしながら高速にのった。帯広で豚丼を食べるため、急がないといけなかった。

帯広じゃなくて音更でお目当ての豚丼やさんに行ったら定休日だった。家族旅行あるある。いつものことだと微笑んで次の店に行くと、ここが絶品の豚丼だった!!肉厚で炭火の感じがしっかりあって、このためにまた来れるなというくらい。ぶたいちって所、また行きたいな。

再び高速で急いで帰る。斜面で草をもしゃもしゃしてるエゾシカを見ながら眠りに落ち、目が冷めたら3時間経ってて家に着いていた。旅、終わり。

ちなみに出会った動物はキツネとシカとタンチョウだけで、ヒグマには襲われませんでした。

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