9時間目〜系統性〜

さて、全国の先生方は子どものために

日々変わっていく状況に

柔軟に対応されているかと思います。

明日がどうなるかさえ分かりませんが

世界中がそんな状況です。

いつか必ず戻ってくる日常に備えて

いや、さらに素敵な日々を送るために

できることを頑張りましょう。

頑張っている先生が

全国にいるというのも知ってもらいたいです。

さて、新しく採用された新任の先生方も全国で誕生したばかりです。

そんな方々にもおすすめしたい教材研究の視点を今日は書き記したいと思います。

それは、ずばり

系統性を意識した教材研究

です。

どういうことかというと

例えば、小数のかけ算を教えるために教材を研究するとします。

教科書通り、指導書通りに

これはもう最低限のレベルでしかないので、さらにステップアップが必要。

どういうことかというと←2回目

小数のかけ算を教えるのに、小数のかけ算だけを研究するのではなくて

その前後、前々後々←こんな言葉あるかは知らん

合わせて研究する必要があるということ

小数のかけ算を習得するには

小数の仕組みが理解できてないと厳しい

となると、小数のたし算やひき算でつまづいている子のフォローも視野に入れて前学年の習熟内容を確認することが大切になってくる

また、

学習した内容がその先のどういった学習につながっていくのか

この視点をもって指導するのとしないのとでは

雲泥の差

全体でのおさえどころや個々への声かけ、支援などがガラリと変わってくる。

もちろん、自分の受け持つ学年以外の教材研究となると時間も倍かそれ以上かかるわけだが

ぜひ、普通の新学期が過ごせないからこそ、普段ならできない時間の使い方ができると思って

いつもより丁寧に研究してみるのもいいかもしれませんよ!


お心遣いに感謝です。今後も励んでいきます!