自己紹介と、発信の原点
はじめまして。
中川希美(なかがわのぞみ)です。
自己紹介って、普段は「名前」「年齢」「所属」ぐらいで、
ほかに何を伝えたらいいのかわからなくて、ちょっぴり戸惑ってしまいます。
noteは、いろんなものを表現できる場所なので、
まずは私が発信するときに考えていることや、意識していることを、言葉にしてみようと思います。
私は2023年から、SNSでの発信と、そちらを通してお仕事を始めました。
過去の自分が、外に向けて表現してきたものは、良くも悪くも整えられているものだけでしたが、
SNSで初めて、感じたままをすぐに書き残してみたときに、いろんな方から温かいリアクションをいただいて。
整っていなくても、ちゃんと読んでくれる人がいて、ちゃんと誰かに届いていて、繋がっていくんだなって実感したんですね。
未完成な自分を見せるのは、ものすごく苦手だったのだけれど、それでもそのまま私として生きていていいんだなって。
大げさかもしれませんが、ほんとにそう思いました。
私は昔、小説家や詩人になりたくて、文芸誌に投稿をしていました。
まだインターネットが一般的ではなかった時代です。
新人賞や文芸誌に、渾身の作品を応募しても、選考外だったらリアクションひとつこないのがあたり前。
かろうじて一次選考を通っても、小さく名前が出れば奇跡のようなもので。
でも、それでようやく、誰かに届きはしたんだな、と感じられる時代でした。
だから、今のSNSって、すごいです。
荒削りな文章でも、拙いおしゃべりでも、読んだり聞いたりしてくださる方がいて、本当にありがたい。
こんなふうに、発信も受信も気軽にできる時代になったからこそ、
誰かを不幸にしたり憎しみを煽ったりするためじゃなくて、受け取った人が幸せな気持ちになってもらえるように使いたいです。
私が詩人や小説家になりたかったのも、原点はそこだと思うんですね。
自分がつらいとき苦しいとき、救われたのは本だったから。
私も同じように、見知らぬ誰かに対して、
「私はここにいるよ」
「ひとりじゃないよ」
「大丈夫だよ」
って伝えたかったんだろうな、って。
会ったこともない人の言葉や物語に、自分が救われたように、
私の言葉が、世界のどこかでギリギリ頑張っている誰かの、
もうひとふんばりの希望に、なれますように。
綺麗なことばかりは書けないけれど、どん底に落ちたときも、回復するまでをセットで、ちゃんと描いていきたい。
身だしなみ的なマナー以上には自分を飾りたくないし、嘘もつきたくない。
自分以外の何者かになるために、「書く」ことを使いたくない。
あなたの人生の本棚に、そっと収まる1冊のように、
私がここにいることで、誰かをちょっぴり元気にできたり、幸せを感じてもらえたりしたら嬉しいです。
☆最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆
(2024年6月 加筆修正いたしました)
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