見出し画像

Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Containers -(EX188) 受験記

はじめまして。
私は都内でITエンジニアをしている、しながい社会人です。

今回は、会社で受験を勧められたRed Hat 認定スペシャリスト試験 - Containers -(いわゆるEX188)の受験記を書こうと思います。



そもそもEX188とは?

この記事を読まれている人にEX188が何なのかを記載するのは野暮な気もしますが、公式ページでは以下のように定義されています。

Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Containers - (EX188) では、スタンドアロン環境でコンテナ化されたサービスを検索、カスタマイズ、実行、管理する能力など、コンテナの基礎に関するスキルと知識をテストします。

一言で言えばpodmanコマンドを駆使した試験です。


難易度について

個人的な体感にはなりますが、この試験はイメージファイルの作成、push、pull、イメージからのコンテナ作成、ネットワーク作成、ボリューム作成などの方法を理解できていれば「そこまで難しくない」と感じました。私個人は、普段から業務でコンテナを使用していたので、超難関の試験という感じではなかったです。
ただ、「コンテナってなんぞや?」とか「そもそもLinux使ったことない」という人は、それなりのお勉強が必須だと思いました。


合格ラインについて

公式ページでは明確な記載はありませんが、合格発表のメールによれば合格ラインは正答率70%以上の様です。


出題形式について

この試験は、いわゆる一問一答式ではないです。
実際にLinux(Red Hat)のコンソール上でpodmanコマンドを実行しながら、指定された条件でコンテナを起動したり、トラブルシューティングをしなければなりません。


受験方法について

試験はオンライン形式か、テストセンター形式かを選べるようです。
私は、最寄りのテストセンターに出向いて受験しました。


勉強法について

私はまず、RedHat公式のトレーニングプログラムである「Red Hat OpenShift Developer I: Introduction to Containers with Podman (DO188)」を受講しました。

公式ページにも記載がありますが、このトレーニングはEX188受験に当たってかなり推奨されています。

実際、EX188で必要な要素を1から体系的に講師が解説してくれるので、非常に役立ちました。が、このトレーニングは198,000円という高価な物なので、個人で受講するのはハードルが高い気がします。

ある程度、ウェブサイトなどでpodmanについて学ぶのであれば、以下のサイトなどは分かりやすかったです。(ただし説明はdockerベースです。)
https://tech-lab.sios.jp/archives/18811


結果発表について

RedHatの公式サイトでは以下の様な記載があります。

試験結果は米国の 3 営業日以内に送付されます。

私の場合、試験時刻の約12時間後に試験結果が記載されたメールが届きました。LPICの様に、その場では合否が分かりませんが、比較的早めに判定メールが届く仕組みの様です。


さて、ここから先は合格に向けて、ちょっとしたtipsを掲載します。
有料記事にしていますが、100円ですのでコーヒーを飲むのを1杯だけ我慢して、ぜひご覧ください。


ここから先は

1,348字 / 3画像

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?