見出し画像

ダイソーとセリアの樹脂粘土比較

先日、以下のツイートをしました。

100円ショップのセリアで樹脂粘土を発見しました。

他の方のツイートを調べると2020年2月末あたりに店頭に並んでいたようです。

私が購入した店舗では、10個くらい在庫がありました。そのすべてがパッケージの印刷がずれていました。

他の方のツイートを見ても、印刷ずれの商品があるようです。

初期の製造ロットにありがちなミスなのかもしれません。

ところで100均の樹脂粘土と言えば、数年前からダイソーで販売されています。

画像1

左がセリアの樹脂粘土。右側がダイソーの樹脂粘土です。

セリアとダイソーの樹脂粘土の違い

パッケージを見る限り、同じ日本製ですが容量が違います。ダイソーは30g、セリアは40g。セリアの方が大容量ですね。

成分も違います。

画像2

ダイソーの樹脂粘土は「酢酸ビニルエマルジョン、澱粉(でんぷん)、油、水」です。

画像3

セリアの樹脂粘土は、「酢酸ビニル樹脂、合成接着剤、デンプン粉油分、水」となっています。

色名がホワイトと表記されているので、今後はカラー粘土も登場するかもしれません。

記事執筆時点では、セリアの樹脂粘土のカラーはホワイトのみのようです。

カラーバリエーションの豊富さは、ダイソーが上でしょう。

製造元は同じ?

最初にセリアの樹脂粘土を発見したとき…

『これ、ダイソーの樹脂粘土と製造元は同じじゃないの?』

…と思いました。

購入後に帰宅してダイソーの樹脂粘土を見て確信しました。

『同じ製造元だ。』…と。

(あくまで個人的な主観・意見です。)

こういった形のパッケージをピロー包装と呼びます。セリアとダイソーの樹脂粘土のパッケージは、さらに陳列用のフック穴(ヘッダー穴)がついています。

そのフック穴を重ね合わせると…。

画像4

(片手で撮影しているので、わかりにくいかもしれませんが…。)ピタリと一致します。画像ではわかりにくいですが、熱圧着の筋目の位置・間隔も同じです。

「こういった包装の機械はどれも同じじゃないの?」

…という声もあるでしょう。

手元にピロー包装のパッケージがいくつかあったので比較してみました。

画像5

↑スナック菓子のチートスのパッケージと比較。

画像6

↑ブルボンのチョコトリュフのパッケージと比較。

お菓子のパッケージばかりで恐縮ですが、意外に違いはあるものですね。

もちろん偶然の一致の可能性もあるでしょう。

冒頭で印刷のずれを指摘しましたが、いつもの30g充填の位置で包装フィルムを機械にセットしたために、印刷がずれたのでは…と個人的に邪推しています。(実際は40g充填で、30gよりも幅広になったため印字がずれた…?)

ダイソーの樹脂粘土よりも容量が大きいのは、デンプンを減らして合成接着剤で増量しているのではないかと思います。これでコストダウンをしているからでしょう。たぶん製造する機械は同じで、原料の配分が違うだけなのかな…と。

ただ念を押しますが、あくまで個人的な妄想です。

品質的な違いは、後日に検証したいと思います。

【追記】
別サイトにて検証結果の記事を投稿しました。

どこの粘土メーカーが製造しているのか?

これも個人的な主観ですけども…、たぶんあのメーカーが作っているんじゃないか…と思っています。

ここから先は

419字 / 3画像

ミニチュア製作の様々なノウハウやテクニックを詰め込んだ定期購読マガジン。随時受講者募集中です!

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?