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【デッキ紹介】ノーブル・ライジング

はじめまして、リトルと申します。

早速ですが皆さん【No.(ナンバーズ)】はお好きですか?
ちなみに、僕は大好きです!
特に《バリアン七皇》が使う【オーバーハンドレッドNo.】が好きです。

それはきっと、僕がZEXAL世代だからですね!
もちろん【ナンバーズコンプリートファイル】も3つ購入しました。

と! 言うことで、今回は《バリアン七皇》の内の1人、ドルベが使う【No.】である、
『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』
のデッキになります!

《注目効果は②》


【デッキ紹介】


という訳で、『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』の効果を見てみましょう。

注目すべきは、②のバーン効果です。
1500ダメージと大きく、しかもこの効果は古のカード故、名称ターン1がありません。
つまり、1ターンの間に複数回バーン効果を使えます。

しかし、それには何度も、素材を供給したり抜いたりする作業が必要になります。

そして、ただ素材を抜き差しするだけではなく、素材を抜くことがアドバンテージになるカードであれば更に強く使えるのでは、と考えました。

そこで、最初に思い浮かんだカードは
『クロノダイバー・ベゼルシップ』でした。

《注目効果は②》

②の効果で、場のモンスターの素材を抜いて自身を特殊召喚する事が出来ます。
そして【クロノダイバー】には素材を供給するカードも存在します。
それが『クロノダイバー・パーペチュア』になります。

《注目効果は②》

自分ターンと相手ターンで素材を入れる事が出来るので実質、1500×2=3000ダメージを与えることが出来ます。

しかし! まだ肝心の『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』を出す方法が決まっていません。
ですが、このモンスターは【ランク5】の【CNo.】の為、比較的簡単に場に出せるカードが存在します。
それが『RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース』です。

このカードの強みは、【ランク4】であれば誰でも『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』になれる所にあります。

そして、このカードをサーチしながらスムーズに『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』を着地させる方法と同時に、出来ればメインの目的である、『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』の素材供給もできるカードは無いか、と探していました。

そして、選択したのは『ZS-昇華賢者』と『No39 希望皇ホープ・ライジング』になります。

《注目効果は②》
《注目効果は①》

『ZS-昇華賢者』は【希望皇ホープ】の素材になると【RUM】をサーチできます。

つまり、『ZS-昇華賢者』を素材にして『No.39 希望皇ホープ・ライジング』をエクシーズ召喚すれば、『RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース』から『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』を出す事が出来ます

『No.39 希望皇ホープ・ライジング』は簡潔に言うと、墓地の【No.】を蘇生し、そのまま素材を入れる事が出来ます。
墓地へ送られた『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』を蘇生しながら素材を入れることができるためとても相性が良いです。

そして『ZS-昇華賢者』は『ZS-希望賢者』から簡単に場に出すことが可能です。

《注目効果は①》

さて、ここで、今出ている要素をまとめて行きましょう。

素材の抜き差しが可能な【クロノダイバー】。

『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』を着地させるカードであり、場合によっては素材の供給も可能な
【希望皇ホープ】。

ですがまだ、名称ターン1がない、という強みを活かせていません。
それを踏まえた上で、現状欲しいものリストを並べていきましょう。

・初動で安定した防御が出来るカード
・ランク4を安定して組める
・素材を入れるカード
・素材を抜くカード

最低でも以上の4つは必要だと思いました。

まず1番上の〈初動で安定した防御が出来るカード〉ですが、それには色々な理由があって(後々記載)、【クロノダイバー】に任せることにしました。

【クロノダイバー】には最強の初動カードである『クロノダイバー・レギュレーター』が存在します。

《注目効果は①》

発動条件が厳しい為、ほぼ1ターン目でしか使えませんが、使う事が出来れば、一気にアドバンテージを稼ぐことが出来ます。

『クロノダイバー・レギュレーター』で出すモンスターは、『クロノダイバー・リューズ』と『クロノダイバー・アジャスター』を選びました。

《注目効果は②》
《注目効果は②》

『クロノダイバー・リューズ』によって、デッキから『クロノダイバー・フライバック』をサーチします。

《注目効果は①》

これにより、『クロノダイバー・リダン』を出した際に、『クロノダイバー・フライバック』を使って【罠】を素材に入れる事が出来る為、先行での防御が可能になります。

そして、『クロノダイバー・アジャスター』で『クロノダイバー・ベゼルシップ』を墓地へ落とします。
これにより、『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』の素材を抜くための準備が出来ます。

更に『クロノダイバー・リューズ』には【エクシーズ素材】を抜く効果がある為、『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』の効果起動も可能です。

《注目効果は①》


そして、次に《素材を入れるカード》と《ランク4を安定して組める》の項目を埋めていきましょう。
《ランク4を安定して組める》は【クロノダイバー】も満たしていますが、更に【レベル4】を展開できるカードを探しました。

そしてそれらを満たすカードとして選択したのは、
『紋章獣』になります。

『紋章獣ツインヘッド・イーグル』によって、『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』に素材を入れる事が出来ます。

そして、【ランク4】を素早く、そして簡単に出す事が可能な『高等紋章術』。

他にも、リソースになる『紋章獣レオ』や、手札から展開が出来る『紋章獣アンフィスバエナ』が存在する為、デッキの潤滑油的な存在になってくれます。

《注目効果は上部分のみ》

ですが、『紋章獣ツインヘッド・イーグル』の効果を使うには、墓地に【紋章獣】を貯める必要があります。
それを簡単に満たすカードとして、【紋章獣】には
『No.18 紋章祖プレイン・コート』が存在します。

《注目効果は③》

このカードはどの領域から墓地へ行っても、③の効果を使える為、場に出す必要がありません。
なので、『ゼアル・フィールド』を使い、『No.18 紋章祖プレイン・コート』を出力する事にしました。

《注目効果は②》

『ゼアル・フィールド』は『No.18 紋章祖プレイン・コート』を墓地へ送る以外にも、エクシーズ素材を入れる効果な為、『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』との噛み合いもあります。

そして最後に、《素材を抜くカード》です。
僕は『エクシーズ・ギフト』を選びました。

『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』と併用すれば、相手に1500ダメージを与えながら2枚ドローすると言う、『成金ゴブリン』もビビり散らかす最強カードとなります。

何故『エクシーズ・ギフト』なのかと言うと、『ゼアル・フィールド』とサーチを共有出来るところにあります。
それが『希望皇アストラル・ホープ』です。

『紋章獣ツインヘッド・イーグル』も『No.39 希望皇ホープ・ライジング』も、基本的に素材を2つ供給するカードなので、1つしか取り除けない『クロノダイバー・ベゼルシップ』ではなく、2つ取り除く『エクシーズ・ギフト』の方が良いと判断しました。

特に『No.39 希望皇ホープ・ライジング』とは相性が良く、1度除去された『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』を蘇生しながら、すぐに『エクシーズ・ギフト』を使うことが出来ます。



そして、先程濁らせていた【クロノダイバー】を選んだ理由の1つとして、『エクシーズ・ギフト』と『希望皇アストラル・ホープ』の存在が大きいです。

『クロノダイバー・リダン』は《モンスターが素材》の時の効果によりとても場持ちが良いです。
その為、場に【エクシーズモンスター】が必要な上記の2枚とはとても相性が良いです。

現在の繋がりをまとめるとこの様になります。

最低でも2つ以上の矢印が絡んでいるので、全体が繋がって、1つの目的を果たそうとしているのが分かります。

しかし、見てわかる通り、〈素材供給〉の矢印は4つなのに対し、〈素材を抜く〉矢印は2つしかありません。

しかも、最初に言っていた、
『クロノダイバー・パーペチュア』は自分ターン相手ターンに素材供給が使える、という利点がありますが、相手ターンに〈素材を抜く〉カードがない為、あまり活かせていません。

《注目効果①》

その為、今出ているカードを活かしながら、相手ターンに素材を抜けるカードを選ぶことにしました。

そこで僕が選択したのは『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』になります。

《注目効果②》

相手ターンに素材を抜きながら、妨害効果を使うことが出来ます。

そしてこのカードにアクセスする方法も、【ランク4】である『スプリガンズ・メリーメイカー』なので、かなりすんなり入れる事が可能です。

《注目効果①》

更に、先程『希望皇アストラル・ホープ』の時に言っていた、〈場持ちの良いエクシーズモンスター〉と言う面でもこのカードとの相性はとても良いです。

しかも、【スプリガンズ】の共通効果である、
《手札・フィールド・墓地の自身を【スプリガンズXモンスター】の素材にする》
と言う効果が、『エクシーズ・ギフト』と相性が良く、『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』が出せない時でも、『エクシーズ・ギフト』を腐らせずに活躍してくれます。

ですが、『スプリガンズ・メリーメイカー』は墓地へ【スプリガンズ】を落とす効果なので、場に『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』を出すことは出来ません。
しかし、②の効果で『鉄駆竜スプリンド』を墓地へ落とせば場に出すことが出来ます。

《注目効果②》
《注目効果②》

ですが、これだと場に出すことが出来るのは1度きり。
出来れば最小の【スプリガンズ】で『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』を継続的に場に出したい、と思いました。
そこで採用したのが『スプリガンズ・ブラザーズ』と『オーバーレイ・ネットワーク』です。

《注目効果①》
《注目効果:下の●》

『スプリガンズ・メリーメイカー』は自身の①の効果と、②で落とす『鉄駆竜スプリンド』の効果により、2体の【スプリガンズ】を出力する事が出来ます。
それにより、『スプリガンズ・ブラザーズ』と『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』を墓地や場に置いておくことが可能です。


さて、百聞は一見にしかず。
『オーバーレイネットワーク』の動きを画像で説明していきます。

まず、『オーバーレイ・ネットワーク』を発動し、『スプリガンズ・メリーメイカー』の効果を無事どちらも使えたとします。

そして墓地の『スプリガンズ・ブラザーズ』の効果により『スプリガンズ・メリーメイカー』の素材になります。

そして『オーバーレイ・ネットワーク』の効果により、『スプリガンズ・メリーメイカー』の素材である『スプリガンズ・ブラザーズ』を手札に加えます。

そして、なんらかの手札コストにより、『スプリガンズ・ブラザーズ』を墓地へ送ります。
(このデッキだと、『希望皇アストラル・ホープ』の場合が多いです)

そして、墓地へ送られた『スプリガンズ・ブラザーズ』の効果により、墓地から『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』を蘇生します。

そして次の相手ターンにて、『スプリガンズ・メリーメイカー』は効果により自身を逃がすことが出来ます。

そして『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』が除去された場合、次の自分のターンでは、

この様な盤面になります。

そしてまた、同じことをすれば……

何処かが無くならない限り、ずっと『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』を場に出すことが出来ます。

ただし、手札コストを払うカードが無いと成立しないので、少しハードルは高めになります。

ですが、メインデッキに入る【スプリガンズ】は2枚のみの状態で『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』を継続的に場に供給することに成功しました。

更に、『オーバーレイ・ネットワーク』は【エクシーズモンスター】の素材を抜く事が出来るので、これもまた、『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』の効果を起動する事が出来ます。

もし、上記の【スプリガンズ】ギミックが成立しなくても、『オーバーレイ・ネットワーク』は【ランク4】を作るための手助けもしてくれる為、とても強いです。

《注目効果:上の●》

そして『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』だけでは不安だった僕は、もう1要素、相手ターンにも素材を抜けるカードが欲しいと思い、『スプライト・スプリンド』を採用しました。

《注目効果②》

エクストラのモンスターなので、比較的簡単に出す事が可能ですが、このデッキは【ランク4】デッキな為、素材に必要な【レベル2】も【ランク2】も用意出来ません。
なので、『警衛バリケイドベルグ』や『ブルートエンフォーサー』などの素材縛りが緩い【リンク2】を使って出す事にしました。

《注目効果①》

どちらも手札を捨てる事が可能で、『スプリガンズ・ブラザーズ』の効果を起動できます。

この2枚は気分で入れ替えて使っているのですが、どちらも一長一短で、どちらが良いかは甲乙付け難い所があります。

どちらかと言うと、『ブルートエンフォーサー』の方が使える盤面が多く使いやすい印象でした。
『警衛バリケイドベルグ』も、『ゼアルフィールド』や『オーバーレイ・ネットワーク』を拾えるので強いです。

このデッキは、意外とフィールドが埋まるのでこの様な【リンクモンスター】はかなり大事だなと感じました。

・デッキレシピ

残りの要素として、まず【ランク4】を立てやすくする為に『フォトン・スラッシャー』や『召喚僧サモンプリースト』、『幻影騎士団シェード・ブリガンダイン』。

『召喚僧サモンプリースト』は、このデッキの要でもある『希望皇アストラル・ホープ』をいち早く供給したい為、入っています。


そして、このデッキに入っている【罠】は『クロノダイバー・フライバック』しかなく、『クロノダイバー・フライバック』は墓地から自身除外する事が出来る為、終盤で『幻影騎士団シェード・ブリガンダイン』を引いても、腐ることはありません。

《注目効果②》

次に『No.60 刻不知のデュガレス』。

基本的に使用するのは上から2番目の●、《墓地からモンスターを特殊召喚する効果》です。
『エクシーズ・ギフト』を持ってくる為の『希望皇アストラル・ホープ』や、先程の動きができなかった場合に『スプリガンズ・キャプテン・サルガス』を出す為に使います。

メインフェイズ1がスキップされると、バトルフェイズが実質行えない事が多いですが、『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』のバーン効果を狙うこのデッキでは、このデメリットを上手いこと気にせず立ち回ることが可能です。


次にこのデッキの裏エース『No.41 泥酔魔獣バグースカ』です。

エクシーズデッキの最強リンクである、『無限起動要塞メガトンゲイル』や『No.39 希望皇ホープ・ライジング』によって何度も何度も場に出す事が出来ます。

《注目効果②》
《注目効果①・②》

最後に『天霆號アーゼウス』。

最強。

一応『紋章獣ツインヘッド・イーグル』でおかわりが可能です。


・終わり

以上が『CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン』を主役にしたデッキ【ノーブル・ライジング】でした。
名前は知ってるけど効果は知らない、なんて人が多いのでは無いでしょうか。

上手く回れば、1ターンに1500×3=4500ダメージ、なんて事もよく起こります。

自分的にはやはり、『エクシーズ・ギフト』を使って1500ダメージと2ドローをした時がいっちばん気持ちいいですね。

《バリアン七皇》繋がりで言うと、メラグのエースである『No.103 神葬零孃ラグナ・ゼロ』のデッキも過去に組んだ事があるので、是非そちらも読んでいただけると幸いです。
https://note.com/miniminitarooo/n/nd1d09caa4190

ここまで見てくださり本当にありがとうございます!
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