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クリエイチィブのこと

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これまでも何度かクリエイティブの端っこはかじってきたんだけど、最近は歳を重ねたせいか、はたまた、僕自身が人生の終盤に差しかかったせいか・・・人様が人生(生涯)をかけたものとか、本… もっと読む
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#ヒット曲

「みちのくひとり旅」山本譲二

 歌手、山本譲二さんのヒット曲、「みちのくひとり旅」がある。  そのヒットの裏の壮絶なお話を聞いた。  まだ新人、誰も名前を知らない崖っぷちの山本譲二さんが、作曲家の先生のお宅を訪問。  先生が歌って聴かせてくれた「みちのくひとり旅」、サビの部分を聴いた時にこれだと思い、土下座で「この曲を歌わせてください」と頼んだ。  この子でいいんじゃないか、と歌をいただくことになる。  レッスンをする中でタイトルが氣になる。  当初この歌のタイトルは「最後の女」だった。  でも、曲

ちょっと嫌だなあと抵抗する。それくらいが新たしくていい感じなんだ。(ネーミング)

 久保田早紀の「異邦人」と言う曲。  当人は、当時、「かっこ悪いタイトルだから歌いたくない」くらいのことを言ったタイトルだったそうです。  久保田早紀さんはシンガーソングライター。もともと作っていた自作の曲を、シルクロード風の曲にしてレコーディングする・・・と言うプロジェクトの中で、プロデューサーの酒井政利さんが「異邦人」に命名。  酒井政利さん曰く、久保田さんが「異邦人」に抵抗した時に、 「相手が、ちょっと嫌だなあと抵抗する。  それくらいが新たしくていい感じなんだ。」