大量生産大量消費にストップ

 こんにちは、Yumaです。今回は大量生産大量消費にストップという話題です。大学の空きコマに当記事を執筆しており、大学の友人と大量生産大量消費について語り合っていたのと、今日、電車で読んでいた本に影響でこの話題を書くことにしました。

 今、私たちの周りには「既製品」が数多く存在します。今使っているパソコン、画面フィルム、スマホ、カバン、上げていくとキリがありません。友人の体験談で派遣バイトで工場に行った際、「機械のように人間が働いていた」と語っていました。また、江戸時代は職人が多く、プロが丁寧にやりたい仕事をしていたと。今使っているマザーハウスのカバンは後者だと思いますが、身の回りのもののほとんどが前者のように感じました。

 もう一つ語り合っていたのが、貧困な人ほどお金を使う。

 この二つの話を聞いていて感じたのが、値段が高いものは高いだけの価値があるということです。ブランド料は抜きとして、職人が作るものというのは値段が高いです。しかし、丁寧に作られ、長く使える、大量生産大量消費ではないため、今の世の中の対岸です。

 90年代、24時間営業というものが始まりました。今はかなり減りましたが、四半世紀前の日本は、消費大国です。今も消費大国ではありますが、90年代は海外に行ったりと日本国民は消費を行い、楽しんでいました。

 今はファストファッションやファストフード、コンビニなど様々なものが消費され、ファストフードやコンビニは24時間、手に入れるともできます。

 しかし、こういったものは環境に良いのでしょうか。買われることもなく廃棄される服、1回着て飽きたから捨てる服、過剰包装のコンビニ弁当など、ゴミは増え続ける一方です。実際、日本はゴミを輸出しています。

 日本はリサイクル率が高いといいます。しかし、回収されたものは燃やすため(サーマルリサイクル)に使われていたりと、資源を再利用できていません。サーマルリサイクルは海外ではリサイクルのうちに入りません。

 ファストフードやコンビニ弁当などは健康にも悪いです。ファストフードというものは人間を研究してできており、高脂肪、高糖分なものを食べるとまた食べたいという気分になり、慢性的に摂取してしまいます。
 ジャンクフードというものは、いわば、蚕のような存在というわけです。

 ここまで大量生産、大量消費について考えてきました。どれも安い、気軽という共通点が見つかりました。

 対岸にあるものがスペシャルティコーヒー、地酒、クラフトビールのようなものだと考えます。値段は張りますが、丁寧に作られ、価値のある嗜好品で既製品とは違います。

 また、ミニマリストというものを持たない人も現れ始め、大量生産大量消費にストップがかかり始めました。

 これからの日本社会、どう変わっていくのか楽しみです。


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