何故か引き込まれたゆるさ。YouTubeの登録者を増やすのは、毎日更新でも、動画の本数でもないと思った話。

僕がミニマリストさんの存在を知ったのは、YouTube。ブロガーのしぶさんの動画がきっかけだった。自宅にはもうTVを置いてない。場所を取るし、コンテンツも面白さがなくなったと感じるから。日増しにYouTubeを見る頻度が上がっている。

TVは面白くない

休みの日にもなると、ほとんどをYouTubeに費やす日もある。とても便利な世の中である。手元のスマホで見れる。しかもテレビ局のコンテンツより、面白い動画が多い。個人発信だから自由度が高い。どんぐりの背比べのような他局のマネばかりコンテンツより、はるかに見てて楽しい。

そして、昨日。おすすめ動画の中に、いつも観る動画と違うサムネイルが飛び込んできた。これは僕がミニマリストしぶさんを知った時と同じパターン。まずはどんな動画を作っているのか、ポチっとした。二本ほど動画を拝見。あまりしない登録ボタンをポチっていた。

自称、隠キャでブロガー女子の『あんちゃ』さんという方の動画だ。コーヒーを入れながら話をしたり、全体を映さないけどゆるキャラのひこにゃんと分かる配置をして、関西に移住してきた的な話をしたり、独特の世界観を持っている。なんかゆるーい動画。登録者を増やすぞ！感もあまり感じられない。アップされてる動画数も20数本。なのに登録者は5000人を超えている。

元々ご自身が人気ブロガーで、ファンが既にいて、だから登録者が多いと言う意見もあるだろう。しかし、そうとは思えない。なにせ、僕は昨日まで、あんちゃさんの存在すら知らなかった。なのに、ポチっていたからだ。

親近感

まず、あんちゃさんの動画から感じたのは、親近感だ。遠い存在感ではなく、なんか身近にいるようなそんな印象を持てた。めちゃくちゃ有益なことを聞いたわけでもない。愚痴だけ動画もあった。思いのままに発信していることが、妙に近くにいるような錯覚になり、心地良かった。

聞いてるだけでも成立

ブロガーさんなので、話の進め方や、まとめ方が上手いのかもしれない。イケハヤさんや、マナブさんと言った元？現役？ブロガーさんの動画もよく拝見する。彼らの動画も聞いていて心地よさを感じる。映像を見なくても、聞いてるだけでも心地よい。こうした感覚があんちゃさんにもあるのだ。共通してるのは、ブロガーさんであること。ブログで人気を博すということは、話のプロであるのかもしれないと思った。

動画の本数は多く、毎日更新はできればでOK

イケハヤさんや、マナブさんの動画を拝見してると、毎日更新は登録者を増やすには必要なのかなと思えてしまう。しかし、必ずしも必須ではないと、あんちゃさんの動画を見て、そう思えた。編集もソフトを駆使して、プロのような映像を届けなければならないかというと、そうでもない。

素人感が出ても全然良いし、逆に、それがYouTubeの魅力である。世の中が、出来すぎた映像に飽きているのではないかと思えた。作られ過ぎた映像に、疲れてしまったのかもしれない。綺麗な映像に越したことはない。ただ、視聴者が見たいと思うのは、そこではない。

それよりも、

独自の世界観を持っているかどうか。これが個人で発信する強みだと思った。企業や会社の意見に左右されず、自分の意思だけで発信する醍醐味を教えていただいたような気がした。