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オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO レビュー。

このレンズを買ってしばらく経ちました。使ってみた感想を書こうと思います。結論から言うとあまりデメリットを見つけられない良いレンズだと思います。

外観・サイズ感

フード、フィルター付きでこの重量

オリンパスE-M1 MarkIIIに装着すると1200g弱になります。 F4通しの換算200ミリ相当のレンズとしては文句のないサイズです。高級感もあり、見た目も良いです。もっとも気に入ったのは最広角端にレンズを縮めると鏡筒が最小になるところ。以前所有していた12-40mm F2.8 Proは最広角ちょっと手前でもっとも短くなるという謎設計でした。それがなんだか気持ち悪くてあのレンズが好きになれなかったの内緒です。E-M1クラスカメラなら装着してもバランスがよくて取り回しがしやすいですが、それよりもコンパクトな機種だときっと使いにくいと思います。

描写・表現

とにかくシャープに写ります。逆光にも比較的強く、嫌なゴーストもそれほど出ない印象。 12-40mm F2.8より描写力は上なように個人的には感じました。何が特別いいのかと聞かれると返答に困りますが、マイクロフォーサーズの強みを活かしたコンパクトなサイズからは想像できないしっかりとした描写をしてくれます。以下作例をどうぞ(RAWから現像済みです)。

光条も綺麗です。ただ、よく見るといつもの赤斑点が少し出てます。これはもうE-M1ではどうしようもないようです。
望遠端でもかなりシャープに写ります。
モノクロも悪くないです。
暗部も結構粘ります。
これも最望遠端。
透明感のある描写。

まとめ

買って良かった。この一言。F4なので夜間の人物撮影などには使えないですが、それ以外ならこれ一本でほぼ全て撮れます。立体感こそないものの、透明感のある写真が撮れます。こんなレンズが欲しかったので満足です。人気があるのも納得です。

このレンズの暗さを補うために明るいプライムレンズが一本欲しい今日この頃・・・。



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