最近空腹を感じましたか?

みなさんこんにちは、ミニマリストのKAZです。
普段から365日リュック生活というミニマルライフを実践しながら、身軽な暮らしの魅力を発信しています。

さて今回は「最近空腹を感じましたか?」というテーマでお話していきたいと思います。

みなさんはここ最近「あ〜!お腹すいた!!」と感じたことはありますか?そう尋ねるとほとんどの方は「そりゃそうでしょ!人間お腹空く生き物だし、なにを言ってるんですか。」と言うでしょう。
しかしここでの空腹とは、お腹が「ぐ〜!!」と鳴るくらいの空腹です。果たして本当にここ最近空腹になりましたか?今一度考えてみてください。

「そう言われてみると……そこまではお腹空いてないかも…?」
そうでしょう。ほとんどの方は少し時間が空くと反射的に「お腹が空いた!」と錯覚し、空腹になる前に次の食事をお腹に流していることが多いのです(そして合わせて「最近太ったかも…?」とダイエットを考えていたりもします)。

そうなんです。現代において「空腹」はもはや遠い存在となってしまいました。物資に恵まれ、食料に恵まれ、ある程度お金があれば食べ物は余るほど手に入る。「3食しっかり食べなさい」が当たり前になるほどに、食べ物に困らない時代になりました(日本においては特に)。人は毎日ご飯を食べるのに忙しく、「空腹」の存在などすっかり忘れてしまっているのです。

「ご飯がちゃんと食べられる、って良いことじゃないか!何が問題なんだ?」
と思われる方が多いと思います。しかし食べ物に困らなくなった一方、たくさんの弊害が生まれたことも、僕たちは知らなくてはいけません。
実は現代における数々の生活習慣病は「飽食」つまり食べ過ぎが原因で起きていると言われています。癌、鬱、認知症、糖尿病などなど…みんなが恐れている大病のほとんどが「食べ過ぎ」によるものなのだとか…これは衝撃的ですね。
もともと人間は「飢餓に強く飽食に弱い」生き物だそうです。あまり食料が採れない時代を何千年と過ごしていたため、近年の恵まれた食文化に身体が追いついていないからだそう。身体が「エネルギー過多!」と悲鳴を上げていると言うことですね。

誰だって病気で苦しみたくはありません。僕だって嫌です。では健康に過ごすためには一体どうすればいいのでしょうか?それがずばり、「空腹を感じる」ということ!なのです。

ここから先は

1,324字

¥ 300