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「誰も知らない世界」に飛び込んでみて思ったこと。

みなさんこんにちは、ミニマリストのKAZです。
普段からリュックひとつで世界中を旅したり、身軽な暮らしの魅力を発信したりしています。

さて今回は「誰も知らない世界に飛び込んでみて思ったこと」というテーマでお話していきたいと思います。

僕は今ポーランドで暮らしています。そして周りには誰も知り合いがいません。ここには僕を知っている人は誰もいないのです。まさに孤独な世界。

ですが、僕はこの生活に大変満足しています。

僕は長年日本で暮らしてきて、ずっと「息苦しいなぁ…」と感じていました。気の合う人も少なく、心許せる人も少なく、家族ですら僕にとっては息苦しい要因のひとつでした。

僕はずっと「誰も知らない世界に行きたい!」「いっそのこと全ての関係をリセットしたい!」そんな風にも思ったりしていました。別に思い詰めているわけではありませんが、何となく日本独自のしがらみの強さに疲れていたのでしょうね。

しかしそれは夢物語だと思っていました。海外移住なんて一部の人しか実現できない。生きている以上全ての関係を断つことはできない。そんな風に教わって来ましたから。

ですが僕は、やはり諦めきれませんでした。
なので少しずつですが「海外移住の準備」を進めてみることにしました。

まずは荷物を機内持ち込みができる量にまで絞ってみます(ミニマリスト誕生)。
次に気になる国の情報を入手したり、実際移住するための条件を調べたりすることで漠然とした恐怖をひとつずつ消していきました。知れば知るほど「なんだそんなに難しくないじゃん!」と自信が付いていきます。
そして1番肝心な「仕事」ですが、超超機械音痴だったにも関わらず、オンラインで仕事が完結できるように調整していきました。やはり情熱のあることは頑張れるものですね。そんな風にして少しずつ準備を整えていったのです。

そして僕は満を辞して、ポーランドにて初の長期滞在を実行するに至りました。
それは観光ビザをフルに使っただけの3ヶ月の旅ですが、旅慣れしていない僕からすると大きな進歩です。それにどちらにせよ「誰も知らない世界」であることは間違いありません。海外ではもはや言葉も通じませんから(英語ほとんど話せない)。
一体自分がその世界で何を感じるのか、とても楽しみでした。

実際にポーランドにやって来た僕は、とにかく楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。何もかもが新鮮で、今までの環境とはまるで違います。どこにも日本の要素などありません。暮らしの全てがまるで違う!特に何をするでもありませんが、毎日ただただ暮らすだけで本当に面白いと感じていました。

当然仕事もこなします。Wi-Fiさえあればどこでだって仕事ができるんだと、理論上では分かっていても実際体験してみると、まぁ感動。「人間の科学技術って偉大だなぁ…」そう思わずにはいられません。これもまた何の問題もなく、むしろ日本にいた頃より捗っていたくらいに、順調に事が進みました。

実際にずっと望んでいた海外生活を体験してみて早2ヶ月が経った頃…僕はこう思ったのです。

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