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毎日を旅館で過ごすように暮らす

ホテルより旅館が好きです。

風情があり、古き良き日本家屋を存分に堪能できるからです。

旅行に行きたいな、と思っても家を離れるのは嫌なので(そもそも休日は家のことをしたい)

それならば、家を旅館のようにしてはどうだろう!と思いました。

家の中のノイズをなくす

旅館で落ち着くのは、生活用品のノイズがないから。

私たちを出迎えてくれるのは急須やお茶菓子、湯呑みにお盆くらいでしょうか。

今は便利なもので溢れています。
油断すると便利そうなもので家は埋め尽くされてしまいます。

家電や食器、おしゃれで安価な服。大型家具など。

最初は良いと思っていても、増えることにより家の余白が埋まってリラックスする空間がなくなります。

買うひとときの楽しさだけで物を増やさないように心がけています。

デジタルデトックスをする

旅館で過ごすのは、アナログな生活をすること。

中庭を散歩したり、卓球をしたり、旬の食材を使った鮮やかな夕食を楽しむこと。

そこにはデジタルが入り込む隙がありません。

目の前のことを楽しみ、マインドフルネスの状態が続くことが気持ちを穏やかにしてくれます。

自宅でも簡単にそれを楽しむことができます。

デジタルデトックスをすることにより、思考がクリアになり日頃の疲労も癒してくれます。

平日は難しいので、休日で試すのがおすすめ。

私が実行しているデジタルデトックスは

  • ネットニュースを見ない

  • SNSを見ない

  • 余計なアプリを削除する

  • 携帯電話は手の届かない場所におく

これだけで、心が落ち着きます。

ネットニュースは刺激が強く、ネガティブな記事ほど読んでみたくなります。

そこから離れるだけで快適に過ごせるなんて、離れた方が良いです。

早朝と夕方に散歩へ出かける

旅館は四季に溢れています。
庭や料理、エントランスのインテリアなど。

自宅で実現するのは難しいので、散歩で四季を楽しみます。

今の季節は紫陽花が色鮮やか。

朝の空気は澄んでいるし、夕方は夕陽を見るだけで充実した一日になります。

外の自然に触れて歩くだけで穏やかな毎日を過ごせます。

夜は読書をする

寝る準備が整ったら、読書の時間にします。
小さな灯りで本を読む時間はとても贅沢です。

物語に入り込むことで、仕事の失敗や未来の不安、過去の後悔など、脳のおしゃべりを聞かなくて済みます。

紙の本を買うと手放すことがとても辛い性格なので、Kindleで本を読みます。

最後に

うちわを買いました。

本当はデスクファンが欲しかったのですが、これもノイズになるのでは?と思い、昔ながらの竹と紙でデザインされているものを購入。

実際に使ってみて、改めて良さに気づきました。

まず、見た目から涼しげ。

在宅で作業をすると、目の前のPCばかり見て息が詰まります。

そんな時は手を止めてうちわを仰ぎながら窓の外を見ます。

目にも優しいし、何よりの良い小休憩です。

便利なものや情報に溢れている日々ですが、あえてアナログな生活を送ると豊かさに気づくことがたくさんありました。



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