かみひこうき＃14～届かなかった写真の裏(revised)～

お手紙が空のどこかで
サマータイムの境目に飲み込まれて消えた

届いた時の反応を想像しながらワクワクすること数週間

・・・

・・・・・・・・

・・？

・・・？？？

え、うん、これどっか行ってるわ(察)

萎えた～～～

書いている時も、送り出してからの時間も
とても豊かで楽しく、素敵な気持ちに包まれていただけに
ゴン萎えです。

これは、届いたその日に出そうと思ってた
後出しじゃんけん

手紙と一緒に送った写真の
裏に書いた「詩」のような何かを

たま～に思いだしたかのように開いて
二言三言手直しして、書き加えて

そんなことを数週間重ねてたけど
結局その行き場がなくなった、何かしら。

距離を物理的に超えて渡したかったけど
それが叶わなかったのでここで飛ばしときます

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月が素敵なのはきっと、
満ち欠けがあるから

満ちて欠けて
まん丸になって、細くなって

その繰り返し

それでも”月”ではあり続ける

そんな姿に僕らは
惹かれて、憧れて、立ち止まる

きっと僕らもおんなじ

月みたいに
浮いて沈んで、満ちて欠けて

時には自分が自分じゃなく
感じることもあるかも知れない

自分を自分で認められない時が
あるかも知れない

それでも僕らは”僕ら”であり続ける

「変わる事」と「変わらない事」

どっちもを丁寧に、大事に抱えながら

「月がきれいだね」と

あなたに言うつもりで、
いつか直接言える日のための練習として、

代わりにその時に隣にいる人に
伝えてみる

そんな毎日の繰り返しの中で

今日も遠くで
同じ月に立ち止まる

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今回の件にめげず、いつかまたお手紙書いて送りますね。

そんで、あと二週間してまだ届かなかったら
念の為に撮っておいた手紙の写真を送りますね(なんか悔しい)

そちらはごちごちに寒くなってきているそうで
暖かくして生きていてね。

いつも、いつでも大切に想っているよ。

またね～